つい先日、『ミッション:インポッシブル』第6弾(MI6)の役作りのために生やしたヘンリー・カヴィルの口ひげが、スパイダーマン役として登場する『ジャスティス・リーグ』の大掛かりな再撮影でちょっとした問題になったと伝えられた。


『ジャスティス・リーグ』でスーパーマンを演じるヘンリー・カヴィルは、『MI6』にも出演しており、その役作りのために口ひげを生やした。本来は、被らずに撮影を終える予定だったが、『ジャスティス・リーグ』の大掛かりな再撮影が決まったため、2作品を同時に撮影する状況に・・・。『MI6』のパラマウント側は、カヴィルが口ひげを剃ることを禁止しているため、『ジャスティス・リーグ』のワーナー・ブラザーズは、さらに予算を使って撮影後にデジタル処理で口ひげを消す羽目になったと伝えられ、大きな話題となった。

そんな中、ヘンリー・カーヴィルは、この報道に対して、ユーモアを加えつつ以下のように反応した。

Dear followers, it is time to finally set the record straight in this moustache fiasco. Pictured above, is not a set on MI6 but is in fact the latest in a series of weapons being designed by Warner Bros and Paramount Studios to combat the entity known as "Henry Cavill's Moustache". There has been no discussion over whether to shave or not to shave for the JL reshoots, simply a relentless campaign to put an end to the seemingly inexorable conquest of this despotic 'stache. It is not a question of IF I should shave - it is a question of how can we possibly be victorious against such a beast without bringing our own doom raining down upon us. #MI6 #JusticeLeague #HenryCavillsMoustache #HopeIsAllWeHaveLeft #MoustacheImpossible

Henry Cavillさん(@henrycavill)がシェアした投稿 - 2017 7月 26 10:19午前 PDT

「フォロアーの皆さんへ。ようやく、この口ひげ問題の誤解を正す時が来ました。上の画像は、MI6のセットのようだけど、実はそうではなく、「ヘンリー・カーヴィルの口ひげ」として知られる物を倒す為に、ワーナー・ブラザーズとパラマウント・スタジオによって設計された一連の武器の最新作です。ジャスティスリーグの再撮影のために剃るか剃らないかという議論は一切なく、あったのは、この横暴な「口ひげ」による容赦のない征服を終わらせるための無慈悲な戦いだけでした。剃らなければいけないのかが問題ではなく、問題は、いかに、破滅の雨が降り注ぐことなく、このような野獣に対して勝利を上げるかという事です」

『ジャスティス・リーグ』の大掛かりな再撮影は2ヶ月かかり、2500万ドル(約27.7億円)もの費用が投じられた伝えられており、さらに口ひげを消す必要が出た訳だが、この状況は誰のせいでもなく、ただ「口ひげ」という野獣が悪かっただけ、という事を伝えたかったのだろうか? 『ジャスティス・リーグ』は2017年11月17日に全米公開予定(2017年11月23日に日本公開予定)。

■参照リンク
http://www.moviefone.com/
RSS情報:http://news.aol.jp/2017/07/31/henry-cavill-mustache-response/