マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズによる夏の大ヒット映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編には、キャストとスタッフの両方におなじみの名前が多数並ぶことになりそうだ。第1作の脚本チームが第2作も手掛ける見込みであるとエンタメ系情報サイト『The Hollywood Reporter』が報じている。


同サイトのスクープによれば、脚本家のクリス・マッケナとエリック・ソマーズは、『スパイダーマン』の再リブート作がファンと評論家の双方から高い評価を得たことを受け、その続編の脚本を務める交渉の最終段階に入っているという。『The Hollywood Reporter』が指摘しているように、『ホームカミング』はスパイダーマン(今回の最新作で演じたのはトム・ホランド)をマーベル・シネマティック・ユニバースに堂々と戻し入れただけでなく、前回のリブート作が不振に終わったスパイダーマンの経済的な見通しを回復させた。『アメイジング・スパイダーマン2』はファンの共感をあまり得ることができず、スパイダーマンの興行収入は好調だった2000年代初めに比べると下降線をたどっていたのだ。

そんなわけで、マーベルとソニーが『ホームカミング』のメンバーを維持したがっているのも納得できる。マッケナとソマーズに加えてホランドも第2作で続投する見込みであり、ジョン・ワッツも再び監督を務める方向で交渉が進んでいるという。

『スパイダーマン:ホームカミング』続編の製作がいつ始まるのかはまだ分かっていないが、米国では2019年7月5日に公開予定だ。

■参照リンク
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