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もうすぐハロウィンだから、というわけでもないだろうが、米ミシシッピ州在住の男性、ディヴィッド・スルーダーさんが近所のファーストフード店で、道を挟んだ向かい側の草地を歩く不気味な巨大ネコとおぼしき動物を撮影し、話題になっている。
テネシー州のテレビ局WREGによると、スルーダーさんは、近所のウェンディーズの駐車場に車を停めようとしていたところ、道を挟んだ店の反対側で、森から出て草むらを歩く巨大なネコのような動物に気が付いたという。
「あれは絶対に家庭のペットじゃないですよ」とフェイスブックの投稿で語るスルーダーさん。「中型~大型の犬くらいの大きさはあるように見えましたね」
同テレビ局のフェイスブックのページで動画がシェアされると、この悠然と歩く動物が一体何なのか、住民が声を上げ始めた。
「ウソでしょ? あれはパンサー(ヒョウ)です」という女性は「アーリントン やブレイデンあたりにも数頭居ました」と返信。
他の住民は「ブラックパンサー(クロヒョウ)はミシシッピでは珍しくない」と認める。「街から離れたデソト郡あたりでは、家で飼っているニワトリ、ペットの小型犬やネコがブラックパンサーにやられたっていう人を知ってます。深夜に襲って来るんです」と続ける。
「今日ウェンディーズの近くには2匹いたけど。そんなバカな!」とパンサー説を否定する男性は「エサに困ってないデカいネコですよ。ウェンディーズのゴミをあさってるんでしょ」とコメントをつけている。
過去30年間、ミシシッピでは大型ネコの目撃情報が数件あるが、野生生物保護官によれば、環境の変化と狩猟によって、州内では百年ほど前にパンサーやクーガーは絶滅したとされている。
ミシシッピ州立大学エクステンション・サービスの話では、生物学者の多くは、これらの目撃情報について、ただの誤認である可能性や、捨てられた珍しい種のペットの可能性を指摘しているという。また、テキサス州などにはまだ野生のライオンが生き残っている地域が存在し、それがミシシッピ州まで渡ってきた可能性も考えられるとのことだ。
■参照リンク
http://www.aol.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2017/10/14/man-spots-monster-sized-mystery-cat-roaming-in-mississippi-field/