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『ウォーキング・デッド』の中でも人気の組み合わせである、女剣士ミショーン(ダナイ・グリラ)とカール・グライムズ(チャンドラー・リッグス)の2人。シーズン3での正気を失ったモーガンとの出会いや"猫のオブジェ"の一件、"スプレー式チーズ"や"チョコレートバー"などをめぐって絆が生まれていった。刑務所を制圧したあとには彼らの心の内が明かされるシーンなども描かれた。
ミショーンとカールは、カールの父親リック・グライムズ(アンドリュー・リンカーン)とミショーンがカップルになるよりも前から、母と子のような関係を築いている。カールの母であるローリ・グライムズ(サラ・ウェイン・キャリーズ)も、このことをきっと許してくれたに違いない(というのは冗談だ。ローリは全てに不満を感じるタイプだった)。
※ここからネタバレ注意※
カールがシーズン8中盤の最後でウォーカーに噛まれたというニュースにファンは皆、大きなショックを受けた。父親リック・グライムズはさぞかし心を痛めているはずだが、ミショーンを演じるダナイ・グリラは、どう思ったのだろうか?
グリラは現在、出演作『ブラックパンサー』のプロモーションを行っており、『HuffPost』によるインタビューで、カールの死について胸の内を明かしている。
「しばらくの間、落ち込んだわ。だって、そうでしょ? その役を生きてきたんだから。作品の中で生きてるの。だから家族の一員なのよ。辛かったわ」
「カールとチャンドラーは、ミショーンとダナイにとって神の恵みなの。分かるでしょ? 私はチャンドラーを大切にしているし、ミショーンにとってもそれは同じよ。カールは、ミショーンを癒やす存在なの。ミショーンとリックの行動は、すべてカールを守るためのこと。だから前回のエピソードでカールが噛まれたことが発覚した時は、ミショーンとリックにとってまさに悪夢だったはず」
「登場人物はみんな、やるべきことをやり遂げる機知に富んだ人たち。リックとミショーンは簡単にはあきらめないわ。こんな状況に直面したらどうする? だから、そうね。私はすごくショックだった。ミショーンにとってもそれは同じね」
『ウォーキング・デッド』の全キャストはカールを殺すという決断に揺れ動かされた。このことは完全にコミック版から外れた筋書きになるが、「全面戦争」後にも、大きな驚きが待っているのかもしれない。
『ウォーキング・デッド』シーズン8の後半が2月25日の午後9時(現地時間)にAMCでスタートすれば、カールは本当に死んでしまう。しかし、彼らの戦いは続いていくのだ。グリラに関して言えば、マーベル作品の『ブラックパンサー』でオコエという戦士を演じる。同作は2月16日に米国で劇場公開されたばかり(日本では3月1日公開予定)だ。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
■関連ビデオ
RSSブログ情報:https://news.aol.jp/2018/02/17/danai-gurira-got-depressed-the-walking-dead-carl-storyline/