ディズニーが新たに始める独自ストリーミングサービスで、『ザ・マペッツ』のリメイク作品が配信されると、エンタメ系情報サイト『The Hollywood Reporter』が伝えた。米ABCが2015年に製作し、1シーズンで打ち切りになったシリーズよりも成功してほしいものだ。同サイトによると、ディズニーは新番組の脚本家を探しているところだという。


ディズニーの独自ストリーミングサービスには、マーベル映画や『スター・ウォーズ』シリーズに加え、リメイク作品も多く配信されると報じられている。ロバート・アイガーCEOによると、『ハイスクール・ミュージカル』のリメイク版や、ピクサーの『モンスターズ・インク』を元にしたシリーズも配信予定とのことだ。情報筋によると、『飛べないアヒル』のテレビ版も"もしかしたら"実現するかもしれないという。映画で言えば、『ファミリー・ゲーム/双子の天使』、『花嫁のパパ』、『ミクロキッズ』のリメイクも候補として挙がっている。

ディズニーは2004年に『ザ・マペッツ』の権利を購入。ディズニー配下では、短いながらも『ザ・マペッツ』シリーズの製作に加え、『ザ・マペッツ』(2011年)、『ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー』(2014年)という2作品を公開している。『The Muppet Show』(原題)は1970年代から80年代にかけて120エピソードが放送され、『マペットの夢みるハリウッド』、『マペットの大冒険/宝石泥棒をつかまえろ!』、『マペットめざせブロードウェイ!』、『クリスマス・キャロル』、『マペットの宝島』、『ゴンゾ宇宙に帰る』といった映画作品が作られた。

ディズニーの独自ストリーミングサービスは、2019年秋にサービス開始が予定されている。このサービスはNetflixより安価で、R指定の作品は配信しないと言われている。近年、混み合っているストリーミング市場において、視聴者に新たなサービスにお金を払わせるために、ディズニーが魅力的な作品を投入するのは明らかだ。

■参照リンク
http://www.moviefone.com/

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RSS情報:https://news.aol.jp/2018/02/23/disneys-streaming-service-to-include-new-reboot-of-the-muppets/