ニコラス・ケイジは、アメコミ好きとして有名だが、実は、コミックを原作とした映画でスーパーヴィランをまだ演じたことはない。
何十年もの間ファンを続けてきて、(声の出演だったとは言え)ようやくスーパーマン役を演じることになったニコラス・ケイジ。54歳を迎え、今ではコミックスのスーパーヒーローとしては賞味期限を過ぎてしまったと考えているようだ。ケイジは、映画サイト『Joblo』のインタビューで、ジョーカーやドクター・ドゥームといったスーパーヴィラン役を自分なら素晴らしく演じられると語ったのだ。
以下は、そのインタビューでのやり取りの一部だ。
インタビュアー:コミックスに登場するキャラクターの中に、どうしてもやってみたいという役柄はありますか? ご自身が熱望している、非常に興味があるのはどんな役でしょうか?
ケイジ:まあ、僕のコミックスの日々は何て言うか...もう別の物に興味は飛んでしまっているけど、ジョーカーを上手に演じられると常に思っていた。マーベルのヴィランでは、ドクター・ドゥームのような役柄を上手くやれると思うよ。ドクター・ドゥームはあのマスクを着けなきゃいけないけど、ドクター・ドゥームがヴィランに至るストーリーは興味深いものになるだろう。もし、現時点でまたコミックスの役柄を検討するなら恐らくヴィラン役しかないだろうね。
インタビュアー:先ほど、あなたの言った"ニコラス・ケイジ版ジョーカー"は僕の頭から離れないでしょう。何とかして実現させなければいけません。
ケイジ:今まで演じてきたものよりもっと常軌を逸することになるけど、僕にピッタリの役柄だよ。楽しいはずだ。
是非、実現して欲しいものだ。
ホアキン・フェニックスは、DCのジョーカー単独映画でジョーカーを演じる交渉を進めている。だからといって、別のジョーカー役をケイジのために企画してはいけないということはない。少し前のDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)では、ジャレッド・レトがジョーカーを演じている。それなら、DCEUでない新バージョンでケイジがジョーカー役を務めるというのはどうだろう?
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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