スティーヴン・スピルバーグがDCコミックスの作品を手掛けることが決まった。『レディ・プレイヤー1』でワーナー・ブラザーズとタッグを組んだばかりだが、今度はDC作品である『Blackhawk』(原題)の製作に着手すると発表したのだ。


1941年に発売されたDCコミックス『Blackhawk』。この同名のキャラクター、ブラックホークは、第二次世界大戦のエリートパイロットで、ブラックホーク・スクアドロンと呼ばれる仲間と共に、同盟国のために秘密基地"ブラックホーク・アイランド"を拠点に悪の枢軸国と対戦する。

スピルバーグとワーナー・ブラザーズは共同で今回のニュースを発表した。

ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ 社長トビー・エメリッヒ
「スティーヴン・スピルバーグ最新作のヒットをスタジオとして光栄に思います。そして今回、アクションアドベンチャーで彼と再びタッグを組めることにワクワクしています。彼が『Blackhawk』を世界中の観客にどのように届けてくれるのか、待ち遠しいです」

スティーヴン・スピルバーグ
「ワーナー・ブラザーズのチームと一緒に『レディ・プレイヤー1』を製作できたことはすばらしい経験でした。彼らは、こうしたジャンルの経験が豊富で、あらゆる作業に情熱と専門性を持って取り組んでくれました。『Blackhawk』でチームが再集結できることが楽しみです」

『The Wrap』によると、『Blackhawk』の脚本を担当するのは、スピルバーグと長年一緒に仕事をしてきたデヴィッド・コープだ。(『ジュラシック・パーク』、『宇宙戦争』、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』)

スピルバーグ本人が監督を務めるのか、それとも製作だけを担当するのかはまだ明らかになっていない。『インディ・ジョーンズ』第5弾の撮影も始まる上に、『ウエスト・サイド物語』のリメイクも控えている。そんな彼が『Blackhawk』の監督を務めるとなれば、ワーナー・ブラザーズとDCコミックスにとってはかなりおいしい話だ。

また、『Blackhawk』がワーナー/DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の作品群に入るのか、それとも単体の作品として作られるのかも分かっていない。おそらく、DCEUとは無関係の作品になるだろう。また、スピルバーグならスタジオの指図を受けずに自由な製作が許されるだろうから、それも期待できる所だ。

■参照リンク
http://www.moviefone.com/

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RSS情報:https://news.aol.jp/2018/04/20/steven-spielberg-joins-dc-comics-world-to-make-blackhawk-movie/