レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットがダブル主演することで話題のクエンティン・タランティーノ監督最新作『Once Upon a Time in Hollywood』(原題)。タランティーノ監督は、クランクイン前から、この映画がすでに最高な映画になることを自ら約束した。
4月23日の夜に行われたソニー・ピクチャーズのシネマコンのプレゼンテーションにクエンティン・タランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオが登壇。タランティーノ監督は、ディカプリオとブラピの2人のことを「ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード以来の最もワクワクするダイナミックなスター2人だ」と独特な例えで褒め称えた。
また、新作の内容については、「おそらく私が撮った映画の中では『パルプ・フィクション』に最も近い」とも明かした。
以前、タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』にも出演したディカプリオは、今回の作品に関して興奮気味に以下のように語った。
「まだ撮影を開始してもいない映画について話すのは難しいけど、とてもワクワクしているよ。ブラッド・ピットと共演できるしね。きっと彼は僕たちを魅了してくれると思う」
さらに、「僕は、『雨に唄えば』の大ファン。ハリウッドについての映画が好きなんだ。LA出身の僕としては、この脚本を読んだけど、最高の脚本の1つだよ。僕たちはすばらしい映画を作るために最高の仕事をするつもりだよ」と続けている。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント・モーション・ピクチャーズ・グループ会長のトム・ロスマンもディカプリオと同様の感想を語り、「私がこれまで読んだ中で最高の脚本だ」と付け加えている。
タランティーノ監督は、その脚本についてほとんど語らなかった。だが伝えられる所によると、連続殺人を起こしたカルト集団「マンソン・ファミリー」も描かれているという。『Once Upon a Time in Hollywood』は、チャールズ・マンソンのカルト信者たちに殺害された、女優のシャロン・テートの没後50周年を記念して、2019年8月9日にアメリカで公開される予定だ。
タランティーノ監督は、「この映画の内容は、超極秘のトップシークレットだ。でも言えることは、『Once Upon a Time in Hollywood』の舞台はカウンターカルチャーのヒッピームーヴメント絶頂期とアメリカン・ニューシネマの最盛期だった1969年だということ。ロサンゼルスのストリートもブロックも1969年当時のハリウッドに変身させるよ」と語っている。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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