マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は興行成績におけるその地位が揺るぎないものであることを再び証明した。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が米国内をはじめ全世界の合計(中国は5月11日公開なので含まれていない)において、これまでの封切り週末の興収記録をあっさりと塗り替えてしまったのだ。しかし、マーベルはその手綱を緩めることなく"次"に狙いを定めているようで、ファンとしては今後数年はスケジュールを開けておく必要がありそうである。
本作品の公開前にマーベル・スタジオのトップであるケヴィン・ファイギ氏はAP通信とのインタビューで、『アベンジャーズ』シリーズが終結したあとも一息入れるつもりはないと語っている。事実、ファイギ氏は、7年後に公開予定の映画について会議を開いたとも語っており、今後のMCUの展開がファンを驚かせることになるのは間違いないだろう。
「私たちはいつも先のことを考えています。ライバルがマーベルを捕らえたと思った時には、私たちはもう他の所へ行ってしまっている、つまり、『インフィニティ・ウォー』の次になるアベンジャーズ・シリーズ作品に取り掛かっているということです。今日も2024年と2025年について会議を開いたところですから」
次回作の内容については固いガードがかけられており(マーベルの極秘主義は今に始まったことではないのはご承知の通り)、しかも今年のサンディエゴ・コミコン(SDCC)でもファンにはそのヒントすら与えられない模様だ。ただ、『インフィニティ・ウォー』の反応を見ていると、マーベルのファンはそれが大作であるのなら待つのも苦にならないようである。ファイギ氏やマーベルから更なる情報が明らかにされる日まで、ファンは辛抱強く待つことだろう。
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