第二次世界大戦や奴隷制度を独特な形で描いてきたクエンティン・タランティーノが今度目を向けたのは、1960年代に起こった衝撃的なシャロン・テート殺害事件。この新作映画のプロジェクトは、明るみに出るやいなやハリウッドに大きな関心と議論を呼び起こした。
同作はすでに、タイトル(『Once Upon a Time in Hollywood』<原題>)、大物スター2人の出演(ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオ)、世界公開予定日(テート殺害から50周年となる2019年8月9日)が決まっていた。そして今回ついに、悲運に見舞われた若手女優シャロン・テート役をマーゴット・ロビーが務めることが明らかになった。
AOLの映画サイト『Moviefone』は5月8日、新作スリラー映画『Terminal』(原題)に関してマーゴットにインタビューした際、この夏撮影が始まるタランティーノのプロジェクトについても直撃。ファッションアイコンとしてあがめられていたテートを演じることに不安があるか尋ねてみたところ、次のように心境を明かしてくれた。
「どんな役を演じることになった時でも、必ず不安はあるわ。実在の人物でも架空の人物でも、真の姿を忠実に表現する責任をすごく感じて、やり遂げられないかもって考えたら怖い。皆をがっかりさせるのがたまらなく怖くなるのは毎回のことなの。だから今回も不安はあるけど、しっかり演じたいと心から思ってる」
■参照リンク
https://www.moviefone.com/
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