アトムス・フォー・ピースが、ついにニュー・アルバムを来年始めにリリースすることを発表した。
アトムス・フォー・ピースは、レディオヘッドのトム・ヨーク、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、プロデューサーのナイジェル・ゴドリッチによって結成されたバンドで、2010年にはアメリカ最大級の野外音楽フェス「コーチェラ」で演奏している。また、ドラマーにはジョイ・ワロンカー、パーカッションにマウロ・レフォスコ(彼はレッチリとのレコーディングも共にしている)を迎えている。
そんな彼らのまさしく待望のファースト・アルバムは『ATOK』というタイトルで、以下の9曲を収録する予定となっている。
"Before Your Very Eyes..."
"Default"
"Ingenue"
"Dropped"
"Unless"
"Stuck Together Pieces"
"Judge, Jury and Executioner"
"Reverse Running"
"Amok"
なお、「Default」は9月にリリースされたシングルだ。トム・ヨークは、アルバムの制作時を振り返り、<ローリングストーン>誌のインタビューで、「狂気の沙汰だよ。正午にスタジオに入って10時過ぎまでやり続けるんだ。僕らはずっと一緒に演奏していたんだけど、もう狂ってたよ。ビートを変えようって言うと、ジョーイとマウロはわけわかんない記号を使ってビートを譜面にするのさ。で、そこからまたさらに演奏は続いて...って調子だったな」と語っている。アトムス・フォー・ピースが初めて公で演奏したのは2009年のことである。改めて彼らのアルバムが出ることを喜ぶファンは大勢いるだろう。非常に楽しみである。
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