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FIFAワールドカップはもちろん応援したいが、同大会の影響で英国を含めた多くの国では、映画『アントマン&ワスプ』の公開が当初の予定よりも1カ月遅くなってしまう。
ワスプことホープ・ヴァン・ダインを演じるエヴァンジェリン・リリーは、世界各国で公開日が延期されることでより多くの海賊版が出回る可能性が出てくる事を心配していると、英国の映画雑誌『エンパイア』に語った。
今のところ、『アントマン&ワスプ』は7月6日に米国で公開されるが、英国とポーランドは8月3日まで待たなければならない。イタリアは8月14日、ポルトガルは8月15日、そして日本は8月31日まで待たなければならない。
その原因となっているのが、世界の注目を集めているFIFAワールドカップだ。この大会の影響で多くの作品の公開が遅れているのだ(『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は反対に、アメリカの公開日が他の国よりも数週間遅れる)。
エヴァンジェリン・リリーは、この件について苛立ちを隠せない。「いつもこういうことをするのよ。これで何が起こるかというと、みんな映画の海賊版を作って映画館に行かずにオンライン上の粗悪な品質のものを視聴してしまう。彼らは結局は観に行くんだけど、そのふらつきみたいなのが嫌なの。みんなのためにもこの問題の真相に迫るわ。私もみんなと同じように怒っているの」
アントマンことスコット・ラングを演じるポール・ラッドは、この件に関して次のように語っている。「僕は理解できない。ちょっと、ワールドカップの日を動かせるか聞いてみよう」。これは恐らく、撮影の合間の冗談だろう。
『アントマン&ワスプ』は、8月31日に全国公開予定。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
■関連ビデオ
RSSブログ情報:https://news.aol.jp/2018/06/24/evangeline-lilly-pissed-about-ant-man-and-the-wasp-overseas-release/