先週の木曜日(22日)はアメリカでは感謝祭の日だった。ほとんどの同胞が家族に囲まれてお祝いしていた時、ブラッド・ピット(48)はロンドンで、新作『WORLD WAR Z』の撮影のためゾンビに取り囲まれていた。
<People>誌新刊のインタビューによると、ブラッドは感謝祭のことをすっかり忘れていたという。(訳注:感謝祭は休暇をとって家族が集まることが多いので、普通であればクリスマスやお正月のように重要なホリデー。)
「感謝祭だって、その日の途中まで気付かなかったんだよね。午後になるまで」とブラッドは語っている。
「外国にいると、イギリスでは別に感謝祭はないから...それにアンジェリーナと子供達の何人かは今週カンボジアで、マドックス・ジョリー=ピット財団の仕事をしてたし」とも。「誰かがパンプキン・パイを持って来てくれるまで、完全に忘れてたよ。」
収穫や1年の無事に感謝する感謝祭は忘れていても、ブラッドはホリデー・スピリットは忘れていなかったようだ。「贈る」ことがテーマのクリスマスが近づくこの時期は恵まれない人や慈善事業に贈られる寄付も増えるのだが、それに合わせて寄付を募るキャンペーンも増える。そうしたキャンペーンの一つに、ブラッドは持っていた現金を全て寄付したという。
ブラッドの友人の息子、ザッカリー・ギャラガー君は生まれてから9週間、サウスハンプトン総合病院の新生児集中治療室(NICU)で過ごしたのだが、息子が助かった恩返しにと、ザッカリー君の母親カーリーさんはNICU向けの寄付を募っていた。そこにブラッドが現れ、自分の財布の中にあった現金全部(1,100ドル=約9万円)をヒョイと寄付したというのだ。
<ブラッドの寄付をFacebookページで報告するカーリーさん>
「募金運動が終わって、(手伝っていた)親友から電話がかかってきたんです、『ちょっとした寄付があったわよ』って。冗談を言ってるのかと思って、『お父さんが5ポンド入れていったわよ〜』とか言い出すのかと思ったら、『ブラッド・ピットからよ!』って言われて」と語ったのはカーリー・ギャラガーさん(23)。
「彼、募金活動のことを地元の新聞で読んで、私が作ったチラシも見て、いいことだと思ったって言うんです。行って手伝えなくて悪かった、って」と語ったカーリーさんは、「いろいろあったけれど、希望の兆しは、ザッカリーが生きていて家に帰れたということ...その上ブラッドが助けてくれるなんて、この上ない出来事でした」と加えた。
今は『ジャッキー・コーガン(原題:Killing Them Softly)』の試写会のためにニューヨークにいるブラッドだが、現地時間27日にはまたロンドンにとんぼ返りすることになっている。仕事に熱中してクリスマスも忘れてしまいそうだが、子供達の方は、次のホリデーにしっかり目をすえているようだ。
イギリスのケント郊外、リトルボーン村にアンジーと滞在しているマドックス君(11)、パックス君(8)、ザハラちゃん(7)、シャイロちゃん(6)、そして双子のノックス君(4)とヴィヴィアンちゃん(4)は全員、すでにサンタに手紙を送ったという。
これはロンドンにいようがカンボジアにいようが、パパとしては早急にサンタさんと連絡をとり、プレゼントの相談をしなければいけないだろう。
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<ネタにされがちなシャネルのCMについて語るブラッド>
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記事元:People via HuffPost、Facebook、5min
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