【ニューヨーク】 リンジー・ローハン(26)が 29日早朝(現地時間)、ニューヨークのナイトクラブで居合わせた女性を殴った疑いで逮捕された。現地警察の発表による。
往年の大女優、エリザベス・テイラーを演じたTV映画『リズ&ディック/Liz & Dick』でカムバックを果たしたばかりだったリンジー。<US Magazine>によれば、今回のケンカの相手は同クラブオーナーの仕事関係者の妻だという。
木曜日の午前4時頃、チェルシー地区にあるクラブ・アヴェニュー(Avenue NYC)で起こった出来事だった。リンジーは、クラブのV.I.P.エリアからすぐ下のテーブルに座っていたのだが、この女性と少し言葉を交わした後、彼女の顔を殴打した疑い。被害者の女性は、病院で治療を受ける必要はなかった。
リンジーは第3級の暴行で連行され、その4時間後に頭に黒いジャケットを被って警察署を立ち去るところが確認されている。グリーンのミニドレスにレギンス、ハイヒールといういでたちで、運転手がいる黒のSUVに 、警察署を出たり入ったりしていた関係者らしき女性と男性、それぞれ1人ずつと一緒に乗り込んでその場を去った。
<US Magazine>の情報筋によれば夜を通して、「リンジーはすごい飲んでて、それを隠そうともしてなかったよ」という。「グレイ・グースとシャンペンを飲んでた。ヴォッカのボトルも1本彼女のすぐ前にあったし」と、居合わせた同目撃者は語った。
「ある時点で、リンジーはV.I.P.エリアに上がっていって、そこにいた女性に、リンジーが座る場所を作るのにコートとバッグを動かしてもらおうとしてたんだけど、その女性はリンジーを無視してたんだよね。それでリンジーが怒鳴り始めて、女性がやめてよ、と言ったら、リンジーはカンカンに怒って自分のテーブルに帰っていった。」するとそれとは別に、近くに立っていたクラブのプロモーター2人の間で口論が始まり、リンジーはその騒ぎのどさくさに紛れて、うっぷんを晴らしに行ったようだ。
「リンジーは座ってたテーブルの所にあったソファーの上に立ち上がって、それですぐ上のV.I.P.テーブルに座ってた例の女性と同じレベルの高さになった。そこから振り返って、相手の顔を殴ってたよ」
すでに中身がありすぎのリンジーの警察ダイアリーは、長くなるばかりだ。今年5月には、ハリウッドのナイトクラブのマネージャーを車で当てた、という疑いがあったが、起訴はされなかった。1か月後の6月に『リズ&ディック』の撮影現場に行く途中、サンタモニカで起こした交通事故では、自分が運転していたにも関わらずアシスタントが運転していたと嘘をつき、警察に偽った情報を伝えた疑いも含め3件起訴されている。
また9月には、マンハッタンにあるナイトクラブの外で男性をひき逃げした疑いで捜査されていたが、証拠不十分で検察は告訴には踏み切らなかった。そして10月、育ったニューヨーク州ロングアイランドにある家にも警察が呼び出された。母親のディナ・ローハンと大ゲンカをしていたためだというが、この場合警察は「犯罪性はなし」と判断している。
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記事元:HuffPost、US Magazine、5min
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