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水道橋博士、「『ラストスタンド』は'80年代中二病の野郎にはグッとくるシュワの集大成」
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水道橋博士、「『ラストスタンド』は'80年代中二病の野郎にはグッとくるシュワの集大成」

2013-04-24 14:31
    Filed under: 映画, デイタイム

    アーノルド・シュワルツェネッガー完全復帰作『ラストスタンド』を緊急鑑賞した水道橋博士が、その完成度を大絶賛! 大御所俳優の復帰作という大任をまっとうしたキム・ジウン監督の心中を察した上で、「ファンの期待の上を行っている」と最高の賛辞を送った!

    まず本作を「先入観を裏切る映画ですよね」と評する博士。写真バックにあるポスターと映画本編の印象が"いい意味で違っている"ことを指摘する。「火薬の量で勝負しているような誤解をしますよね。"時速400キロで逃走する凶悪武装集団..."って、"'80年代中二病"野郎はグッとくるけれどね(笑)。ただ、その上で"完全復帰"を謳っている以上、新しいアイデアも見せなくちゃいけない。それが、今回の映画は普通じゃなかったですよね」。

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    この"普通じゃない"感覚はシュワの奮闘だけでなく、監督キム・ジウンの努力にも理由があると博士は分析する。「前に『悪魔を見た』(10)で腰を抜かしたけれど、この監督は本当にスゴい! シュワちゃんの過去作を超えていく課題がある時に、何を試してもセルフパロディーになりそうな危機を乗り越えて、観客の期待と予想を裏切るアクションを作り上げた。往年のスターの文士劇じゃなかったわけですよ(笑)」と新しい才能を高く評価!

    「シュワの復帰先でハリウッドデビューを飾ってくださいって、荷が重いですよね(笑)。アジアのジェームズ・キャメロン? それは言われたくないよねえ(笑)」と重圧に負けなかったジウン監督の強心臓にも注目する博士。最後に一言まとめをお願いすると、「シュワ映画に対する予断をはるかに超えています」と激賞だ! 博士のパーフェクトな分析で『ラストスタンド』がタダの映画じゃないことが分かったら、後は映画館へ行くしかないよな!

    映画『ラストスタンド』は、2013年4月27日(土)より、全国ロードショー!

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