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前田日明がブラッド・ピットに喧嘩を売り、猪木との思い出を語る
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前田日明がブラッド・ピットに喧嘩を売り、猪木との思い出を語る

2013-04-25 11:31
    Filed under: 映画, デイタイム, トレンド

    『セブン』、『ファイト・クラブ』で映画ファンに衝撃を与えたブラッド・ピットが、"優しく殺す"というポリシーを貫く殺し屋を演じ、新境地を確立したと話題の映画『ジャッキー・コーガン』。かつて対戦相手からクラッシャーと恐れられ、新しいプロレスとして一世を風靡したUWFやRINGSを率い、後の総合格闘技ブームの道を切り開いた俺たちの兄貴、格闘王・前田日明に、ブラッド・ピットの魅力や男たるものの心がけについて、ビビりながらも突撃取材を敢行した!

    ブラッド・ピットの出演作の中では『セブン』が最も好きだと言う前田は、「あれは衝撃的だったよ。彼は演技に伏線を張ってるんだよね。『凄いやつが出てきたなぁ!』と思ったよ」とベタ褒め。が、インタビューに立ち会った関係者が胸を撫で下ろしたそばから、「でもアンジェリーナ・ジョリーのパートナーになってから腰砕けになっちゃったんじゃない? もし、1人でアンジーの相手をするのが大変なら、俺を呼んでくれって言うよ(笑)」とニコやかに宣言した。

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    なお、この日のインタビューには新人宣伝マンが同席していたのだが、彼が一人前の宣伝マンになれるか不安を前田に吐露すると、一転、襟を正し真摯に語りはじめた。

    「幕末の僧侶で月性(げっしょう)という人がいたんだけど、その人が言った『男子、志を立てて郷関を出ず、学もし成らずんば死すとも帰らず、骨を埋ずむるに、あにただ墳墓の地のみならんや。人間いたるところ青山あり』という、いい言葉があるんですよ。つまり、志を立てて故郷を出たのなら、目標を成し遂げるまでは帰らない。たとえ骨を埋めることになっても故郷に執着する必要はない。広い世間にはどこにでも骨を埋めるところがあるではないか、ってことを言ってるんだよね。人間、死ぬ気でやれば何でも出来る!」と熱いメッセージを贈ってくれた。

    最後に、前田との対戦を避け続けたアントニオ猪木はワルなのかどうか聞いてみた。

    「反面教師だね。でも、この業界で猪木さん以上の人っていないんだよ。俺もだいぶ猪木さんの尻拭いをしたとは思ってるけど、イベントをビジネスとして成り立たせる才能は凄いし、プロレスは天才だったよね」と、猪木との思い出を語ってくれた。諸兄、イイ話ではないですか!『ジャッキー・コーガン』は、2013年4月26日(金)より全国ロードショー! また、6月9日(日)には、前田日明がプロデュースする総合格闘技イベント「RINGS/THE OUTSIDER 合同大会」が横浜文化体育館で行われるので、こちらも要チェック!

    『ジャッキー・コーガン』公式サイト
    http://jackie-cogan.jp

    RINGS公式サイト
    http://www.rings.co.jp/ 

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