「アイアンマン3」世界的に大ヒット!この「アイアンマン3」から、2015年の「アベンジャーズ2」までをマーベル/ディズニーはフェイズ2と位置づけているので、フェイズ2の出だしは絶好調と言えますね!
さて、このマーベル/ディズニーの今後に影響を与える大きなニュースが、ネットをかけめぐりました。それは、映画化権が他社にあったデアデビル(20世紀フォックス)、ゴーストライダー(ソニーピクチャーズ)、パニッシャー(ライオンズゲート)について、映画化権が、マーベル/ディズニーに戻る見込みらしい。
つまり、これによりマーベル/ディズニーが、これららの映画を作れるわけだし、「アベンジャーズ」を核とする、マーベル・シネマティック・ユニバースに登場できるようになるわけです。
デアデビルの原作コミックの中に「ボーン・アゲイン」という名エピソードがあって、物語の後半、アベンジャーズのメンバーとデアデビルが出会うシーンがありますが、いずれスクリーンで実現するかも。
デアデビル、ゴーストライダー、パニッシャーは、話の内容がややバイオレントで、また凶悪犯罪者と戦うみたいな話も多いから、マーベルの中でも、MARVEL KNIGHTS という、一緒のレーベルでくくられることがあります。
少し大人向けの、日本で言う青年コミック的な内容のマーベルものですよ、という表示です。映画「パニッシャー:ウォー・ゾーン」や「ゴーストライダー2」では、このMARVEL KNIGHTSでのクレジット画面で始まります。従って、MARVEL KNIGHTSものは、内容からして、"ディズニーっぽくはない"ですが、まあわざわざ映画化権を取り戻したわけですから、作る気はあるのでしょう。
これによりいわゆるマーベル映画は、
・マーベル/ディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバース
・ソニー ピクチャーズのスパイダーマン世界
・20世紀フォックスのX-MEN&ファンタスティック・フォー
の3ラインとなります。
前回お伝えした通リ、今度(来年公開予定)の、X-MENは歴代X-MEN総登場、スパイダーマンは敵怪人が複数登場で、多くのキャラクターが入り乱れる展開となりそうです。従って、20世紀フォックスも、ソニーも、独自の"マーベル・シネマティック・ユニバース"を構築するつもりのようです。
しかし、コミックはともかく映画的に、X-MENの世界にデアデビルを入れたり、スパイダーマンの世界にゴーストライダー(しかしながら、もともとパニッシャーは、スパイダーマンのコミックでデビューしたキャラなのですが)を入れるのは難しいだろうし、単独で映画を作っても、メガヒットというキャラではないから、映画化権を手放したのかもしれませんね。
個人的には、デアデビルとかパニッシャーは、DCコミックのグリーン・アローをベースにした「アロー」というTVリーズが成功しているので、ああいう感じで実写TVシリーズで見てみたい気もします。
なおヴァンパイア・ハンター ブレイドは、既に映画化権はマーベルに戻っています。ちなみにウェズリー・スナイプスも、脱税の罪で収監されていましたが、最近 仮釈放になったようです。スナイプスで、新ブレイドも、期待したいのですが(笑)
(杉山すぴ豊)
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