「可能性のカタチ」がキャッチコピーである、トヨタ エスティマハイブリッドが展開する新プロジェクト『ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT』( http://createthefuture.jp )の活動の一環である"物語づくりワークショップ"。その記念すべき第1回目が5月19日(日)、東京・品川にて開催されたのでレポート!
これは、「ソーシャル知育」というコンセプトのもと、子どもたちが"つながり"を体験しながら未来をつくる力を伸ばすことを応援していくという、いわば未来を見据えたワークショップ。これまでプロジェクトサイトに投稿されてきた "キャラクター"や"アイテム"をもとに、子どもたちの自由な発想で"物語"を作りあげてもらおう! といった内容だ。
しかも、数々のミュージックビデオやCM制作を手掛ける田中裕介をはじめとするクリエイターたちが、最終的に物語を"映画化"してくれるというのだから、企画段階からして気合が違うというものである。
まずは、子どもたちをリラックスさせるための簡単な参加型ゲームからスタート。進行スタッフの滑らかなトークのおかげか、子どもたちも初っ端から笑顔全開だ。これは、協力して何かを作り上げるという気持ちを自然に浸透させ、さらにアイディアが生まれるきっかけを与えつつヒラメキを制限させないようにする、いわば"心のストレッチ"といったところだろうか。
手始めのゲームから予想外の盛り上がり!
ここでアイディア出しタイムに入ると、終始「寝っころがって考えてもいいよ~」など、とにかく自由な発想を促すスタッフ。その甲斐あってか、「ピザに手足が生えたら」「タイヤが10個ある車があったら」「TVのチャンネルが100個あったら」「ヒゲが蕎麦だったら」「世界中の人たちがみんな毎日1億円もらえたら」などなど、自由すぎるブッ飛んだアイディアが出てくる出てくる。実際、みるみるうちに机の上がアイディアの書かれた紙で埋め尽くされていく様子には、子どもたちの瞬発力&集中力はすごい! と唸ってしまった。
女子チームは終始なごやか
ハイテンションな男子チームだが作業するときは超集中
そして昼食休憩後には突如、会場裏手のグラウンドに停められていたエスティマハイブリッドから、登場キャラクターの1人である"謎のドライバー"本人が登場! ...なんてサプライズもあったが、いよいよキャラクターを使って物語を組み立てはじめることに。時に大きな身振り手振りをまじえ、必死で物語の意図をクリエイターたちに伝えんとする姿は印象的で、見ているこちらも時間が経つのを忘れてしまうほど白熱していた。
謎のドライバーの後をついて歩く子どもたち(知らない人についていくのはやめましょう)
クリエイターにガチ相談(そしてガチ対応)
しかし子どもたちの作業の様子を見ていると、これが本当に何らかの物語になるのか...? といささか不安になってきたのだが、完成した作品発表の時点で、その不安は見事に消え去ることに。
どの作品もブッ飛んだ設定はそのままに、既成のルールにとらわれない超展開で、大げさでなく感動モノなのだ! 明るい子もいれば恥ずかしがり屋もいる、そんな2人1組・全13チームの個性が弾けまくった瑞々しい物語の数々に、思わず(おそらく親御さんたち同様)涙腺がユルみまくった取材陣であった...。
最後に全チームの台本がクリエイターに手渡された後、子どもたちには修了認定証が授与され幕を閉じた、今回のワークショップ。今後も「ソーシャル知育」をテーマに全国4か所をまわり、小学校3~6年生を対象にした物語づくりを開催していく予定だ。
さらに、出来上がった物語は田中裕介監督をはじめとする映像チームによって映像化され、6月下旬頃プロジェクトサイトで公開。11月には全4回のワークショップで生まれた映像を1つにつなげた映画『ドリームリレー・ムービー(仮称)』の上映会、さらに来年2月には「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」での上映も予定されているというから、参加する子どもたちも気合いが入るというものだろう。
絵やセリフの募集はプロジェクトサイトで引き続き募集中。続く展開が気になる! お子さんを参加させてみたい! という皆さんは、プロジェクトサイトで詳細を確認しよう。
【参照サイト】
ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT
http://createthefuture.jp
■関連リンク
子どもがクレヨンで描いた「怪物」を実体化するサービス
パンダの子供達がすべり台で大はしゃぎ! ちょっと最後はお団子状態!
絶賛上映中の『レ・ミゼラブル』、ポスターの美少女は誰?
| Email this | Comments