• このエントリーをはてなブックマークに追加
DeNA中村紀洋、3度目のFA取得で『黒ノリ』に変身か
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

DeNA中村紀洋、3度目のFA取得で『黒ノリ』に変身か

2013-05-23 14:31
    Filed under: スポーツ, デイタイム, トレンド

    獲得球団が現れず、バッティングセンター通いをしていた2年前の開幕時を思い返せば、夢のようだ。7月で40歳を迎える今年、DeNA中村紀洋が開幕から絶好調。早くも20号を放った4番・ブランコの後ろに控える『恐怖の5番打者』として、DeNA打線を牽引している。5月5日には、日本での通算2千本安打を達成。5月15日の試合終了後には、3度目となるFA権を取得した。

    中村紀洋といえば、ネット上で「悪人の『黒ノリ』と善人の『白ノリ』が同居する」と言われ、大の人気者である。解雇などの劣勢に立たされると、丸坊主で反省の意を示し、『白ノリ』に変身。持ち前の潜在能力の高さを発揮し、成績を残す。すると、天狗になってしまうのか、首脳陣批判などをする『黒ノリ』が顔を出す。

    nori.jpg
    3度目のFAを獲得した今、ちょうど『白ノリ』から『黒ノリ』への転換期ではないかと心配の声が上がっている。 そこで、FA再取得以降の試合を見ると、驚愕の事実が浮かび上がってきた。
      
    5月17日 日本ハム  5打数  1安打
    5月18日 日本ハム  股関節痛のため欠場
    5月19日 オリックス  4打数  0安打
    5月20日 オリックス  4打数  0安打
    5月22日 ソフトバンク 4打数  1安打
    計 17打数 2安打 打率.118 0本 1点

    それまで3割5分3厘を記録していたのに、急に打てなくなってきたのだ。あるスポーツライターはこう読む。
    「驕りの気持ちが出てきたわけではないと思いますよ(笑)。開幕からずっと好調だったので、そろそろ停滞期に入る頃。1シーズン、不調の時期がない選手なんていませんからね。たまたま、FA再取得時期と不調が重なっただけでしょう。22日のソフトバンク戦では、外角の球を逆らわずにライトにタイムリーを打っていますし、これからまた盛り返しますよ。ただ、股関節が痛いと言って欠場したのは少し気になりますね」

    ノリさんにはこんな過去もある。
    FA権取得について、スポーツニッポンの取材に対し、「このチームに救ってもらって、2000安打も達成できた。熱い声援を送ってくれるファンの存在に感動しているし、力になっている。CS進出、優勝が恩返しになると考えている。できればここ(DeNA)で骨をうずめたい気持ちがある」と話したというが、実は08年の中日時代に2度目のFA権を取得した際にも似たようなことを語っていた。
    「2度目のFA権取得の心境? 興味がない。使いみち? 何度も言うけど興味がないですね。まあ、それだけ長く野球をやらせていただいている結果。ドラゴンズには本当に感謝しています」(2008年4月15日の中日スポーツより)

    06年オフに契約交渉でオリックスと揉め、自由契約に。翌年になってもなかなか声をかける球団が現れなかった。そこに、落合監督が手を差し伸べ、中日が育成選手として契約。ノリさんは背番号205から這い上がり、支配下登録を勝ち取り、レギュラーも獲得。日本シリーズではMVPに輝き、お立ち台で号泣した。

    このような経緯から、上記のようなコメントは信憑性があり、誰もが「まさか中日に足を向けるようなことはしないだろう」とタカをくくっていた。
    しかし、ノリさんはシーズンオフにまさかのFA宣言で、楽天へ移籍したのだ。

    歴史は繰り返す。耳にタコができるほど聞かれる言葉だが、ノリさんの人生にも当てはまるのか。

    ■関連リンク
    ジョイナス中日の低迷は必然 選手達には今も落合の影
    中日・井端騒動に見るジョイナス高木と落合博満の違いとは?
    広島・梵のキャッチボールがドSすぎると話題 【動画】



    Gallery: ゲイシャ

    Geisha in the Taisho era (1912-1926)Geisha tying the obi (1890)La Geisha de Koshigewa (1854)


    Permalink

     | Email this | Comments

    RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2013/05/23/kuronori/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。