日本語は、世界的にも珍しく縦書きと横書きが存在する国。その昔、日本人が本を読んでいる姿を見た外国人が、「日本人は終わりから本を読み始めるのか!」と驚いたという話もあるように、日本人はシチュエーションに合わせて縦書きと横書きを使い分けている。
そんな使い分けの代表が新聞。同じページに縦書きと横書きの記事が存在するのはよくあるものだが、テレビ欄は当然横書き。ところが、ツイッター上に投稿された「テレビ欄も縦読みせよ」という1枚の画像が話題となっている。
話題の画像は、新聞のテレビ欄の「日本ハム対阪神戦」を写したもの。番組欄には、「北海道の熱い観衆の前での快勝が見たい 大谷の出番はあるか? 地元・サッポロで魅せろ! でるか?中田の一発! 虎の打線&投手陣を撃退せよ!打て!佐藤賢治」と書かれており、明らかに日本ハムびいきの内容なのだが、これだけでは何が面白いのか分かりにくい。実は、上述の文言は、紙面では、
「北海道の熱い観衆
の前での快勝が見たい
大谷の出番はあるか?
地元・サッポロで魅せろ!
でるか?中田の一発!
虎の打線&投手陣を撃
退せよ!打て!佐藤賢
治」
と表記されており、左端の文字を縦に読むと「北の大地で虎退治」! 横書きのテレビ欄の中に、縦書きのメッセージが隠されていたのだ。
このような"縦読み"はネット界では一種の定番で、NAVERまとめには「面白すぎる野球中継のテレビ欄まとめ【縦読み】」というまとめが存在し、「ハンカチ対神の子」「残暑お見舞い」「ファイターズ頑張れ」など、過去の名作が紹介されている。前述の画像は、ネット住民からも喝采を浴び、彼らからは、
「よくこんなの見つけたなw」
「相変わらずこんな事やってんのか、よーやるわw」
「上手く収めたもんだなー感心しちゃう」
と、賛辞の声が殺到。これまでは当然のように横に読んでいたテレビ欄だが、今後は縦にも読んでみると、隠されたメッセージに気づくことができるかもしれない。
【参考リンク】
・ツイッターに投稿された画像
https://twitter.com/yariho_t/status/344592597903368192/photo/1
・面白すぎる野球中継のテレビ欄まとめ【縦読み】-NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133440772762481801
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