タイのホラー映画のプロモーションが常軌を逸しているというので、その様子を収めた動画を見てみることにした。...確かにこれはヤバい!!
最近では日本でも、巨大な"貞子"がトラックの荷台に載って都内を走り回っている光景を目にした人も多いだろう。あそこまでやるともはやギャグだが、これまで『マッハ!』や『チョコレート・ファイター』など常軌を逸したリアルさを追求したアクション映画を世に送り出してきたタイ国は、そのプロモーション方法もえげつなかった!
問題の作品は『Last Summer』(原題:『ルドゥーローン・ナン チャン・ターイ』)。芸能界での活躍を夢見る少女ジョイがインターネットに「死にたい」と書き込んだため、心配したシンたちが彼女を慰めようと夜の海に連れ出すが、そこでジョイが死亡するという悲劇が。シンたちは遺体を隠し、何事もなかったかのように日常生活に戻るが、やがてジョイの恋人や親友、家族の身に異変が起き始める...。という、"忘れ去られた死者の復讐"を描いたホラー作品だ。
...いかがだろう? 既にこの予告編だけチビリそうなほどの怖さだが、タイの宣伝人たちはこれだけでは不満だったらしく、常軌を逸した"ドッキリ・プロモ"を思いついてしまったのだ。
白で統一された清潔なトイレの中、点滅する照明。放置されたトランクケースからは毛髪が飛び出し、血が滴り落ちる...。すると顔面蒼白の、明らかにこの世の者ではない少女がスーッと現れ...ギャー!!
...正直、これはもう訴えられてもおかしくないレベル! なんだか昭和のテレビ業界の無茶な企画を見せられているかのようだが、ハートの繊細な人なら即失禁&発狂レベルだろう。
ともあれ、この映像を観たネットユーザーたちから大量のコメントが投稿され、Facebook上での拡散も好調のようなので、プロモーション的には大成功といったところか...。
【参照リンク】
・Thailand's toilet prank is scarier than a horror movie
http://singaporeseen.stomp.com.sg/stomp/sgseen/this_urban_jungle/1844758/thailands_toilet_prank_is_scarier_than_a_horror_movie.html
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