アメリカ国歌「星条旗(The Star Spangled Banner)」、イギリス国歌 「女王陛下万歳(God Save the Queen)」 あたりは皆さんもご存知だろうと思うが、ブラジルの国歌は...さすがにどんな歌だったか記憶している人は多くないだろう。同曲は他国に比べて尺が長いの で、試合前の斉唱では途中でフェードアウトするのがお約束となっているのだ。
ところが、今年のコンフェデ杯は様子が違った。なんと国歌の伴奏が終わっても、サポーターや選手たちがそのまま最後まで歌いきってしまうという、非常にアツい事態が起きたのである...!
BRAZILIAN NATIONAL ANTHEM-FIFA CONFEDERATIONS CUP
先述したようにブラジル国歌は長尺で、しかもセンテンスごとに音色が変わるので「プログレか!」とツッコまれても致し方なし、といった感じの展開が特徴。それにより国民や選手たちですら覚えられないという事態が発生していたのだ。 この状況を重く見たサッカー協会が"中継にテロップで歌詞を掲載"という処置をとることになったようだ。
【歌詞テロップ入り動画】たしかに激ムズ...!
この国を挙げての"フィーバー作戦"の結果、それまでは「適当に口パク...」だった試合前の国歌斉唱が、一転して激アツ&ブチ上がりの大合唱タイムに変貌したのだ。
さらに、ブラジル国歌は歌詞もアツい! 自由、平等、祖国愛、夢、希望、雄大な自然、そして未来...すなわち"人民主権"の思想がこれでもかと詰め込まれているのである。
これからブラジル代表の試合を観戦する機会があれば、ぜひ国歌斉唱にも注目してみよう。その後の観戦にいっそう熱が入ること請け合いだ。
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