参院選で参考にするポイント 1位は「候補者の歴史観」？
東京・新大久保で散発的に開催されている反韓デモは、"カウンター"と呼ばれる「反・反韓デモ」の集団も参加して混乱を極め、6月には主催者側の団体ら計8人が暴行容疑で逮捕される事件も発生。1日に行われた日韓外相会談では、韓国の尹外相が、「反韓デモは表現の自由を超えている」と発言するなど、国際問題化している。
デモを主催している「在特会」（在日特権を許さない市民の会）は、HPを開設して、自らの主張をアピールしているが、興味深いのが、同サイト内の「投票・アンケート」の欄。
例えば、7月5日時点では、「参議院選挙であなたが一番投票の参考にするのは？」というアンケートが行われているが、こちらの回答を見てみると、「候補者の所属政党」（13％）や「候補者の経済政策」（6％）を抑え、「候補者の歴史観」が39％でトップ（7月5日11時時点。2位は「候補者の政治信条」）。
画像：総務省HPより
このほか、これまで行われたアンケートの調査結果を見てみると、
「あなたの一番嫌いな外国は？」 「韓国 78％」（一番多かった回答。以下同）
「いわゆる従軍慰安婦問題についてどう思いますか？」 「ただの売春婦なので謝罪も賠償も必要ない 88％」
「在日韓国朝鮮人の最終的処遇について」 「全員朝鮮半島に送還するべき 68％」
といった結果が出ているほか、原発存廃問題については83％が再稼働を支持するなど、特徴的な傾向が数値となって表れており、ここを見ることで、同団体の支持者層の考えを推し量ることができそうだ。
【参照リンク】
・在日特権を許さない市民の会HP
http://www.zaitokukai.info/modules/xoopspoll
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