『スター・トレック』世紀の悪役カンバーバッチ「役者としてこれ以上望むものはない」
今年の夏休み映画の大本命と目されるSF超大作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』。8月23日の公開を前に16日、東京・六本木でスペシャル・プレビューが行われ、本作で"世紀の悪役"を演じたベネディクト・カンバーバッチが登壇、"英国の至宝"を一目見ようと詰めかけたファンを熱狂させた。
世界を闇に陥れようとする冷酷な悪役ジョン・ハリソンについて、カンバーバッチは「素晴らしい役に恵まれ、素晴らしい共演者とスタッフ、監督とのコラボレーションでした。役者としてこれ以上望むものはないといえる経験をしましたし、夢のような仕事でした」と感無量の様子。
また、会場には吹替版『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でウフーラ（ゾーイ・サルダナ）の声を担当した栗山千明も駆けつけ、カンバーバッチを前に「映画では怖い印象があったのですが、優しい方で安心しました」と笑顔を見せた。
この日は、7月19日に37歳の誕生日を迎えるカンバーバッチに少し早目の誕生祝いとして、会場の600人を超えるファンが手拍子と共にハッピーバースデーを熱唱。さらにスポックの扮装をしたココリコ田中直樹がエンタープライズ号ケーキと共に登場し、会場を大いに盛り上げた。カンバーバッチは「僕は32歳です（笑）」と微妙なサバを読みながらもケーキにご満悦で、特にジョン・ハリソンを模した人形には「これも食べられるの？」と興味津々。田中の「すべて食べられます！」の返事を受け、人形の頭をパクリとほおばり「僕はとてもオイシイよ」と"自分"に舌鼓を打っていた。
舞台挨拶後、デビュー当時からスポックに似ていると言われていたという田中は「20年越しの縁ですね」と感慨深けな表情を見せ、また「カンバーバッチさんは舞台裏でもとても優しかった。役とのギャップがすごい」と惚れ込んだ様子だった。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日（金）3D／2D同時公開 8月16日（金）、17日（土）、18日（日）お盆 先行公開決定
【参照リンク】
・『スター・トレック イントゥ・ダークネス』公式サイト
http://www.startrek-movie.jp/index.php
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