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公衆便所と聞いて、まず何を思い浮かべるだろうか? 「駅や公園のトイレ」「用を足したいときに限って見つからない」などいろいろあると思うが、「不衛生」というイメージがあるのも否めない。

そんな中、毎週日曜日の早朝に集まり公衆便所の掃除をする東京のとあるグループに対し、海外から賞賛の声が多数寄せられている。

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グループの集合時間は朝の6時で、メンバーには大人も子供もいる。彼らはまず便器に取り掛かり、次に壁や洗面台、そして床を綺麗に磨くのだ。そして7時30分には解散するという。あとにはすっかりピカピカになった公衆便所の姿が。

【動画】トイレ磨きでココロも綺麗に?


<AP通信>によると、彼らはFacebook上で結成された35人から成る"便所掃ジャー"。東京にある数多くの公衆便所を綺麗にすることがミッションだそう。また、"トイレを掃除することで、自分のココロも綺麗にする"というスローガンを掲げ掃除に取り組んでいるのだとか。

リーダーのマゴメ・マサユキさんは言う。
「(素手で掃除をするのは)排泄物はもともと、自分の体から出てきたもの。だから大人がそれを汚いものだと思わなければ、子どもたちも同じように考えるはず。結果、トイレも汚いところだと思わなくなるんです」

そして、この動画を見た海外の視聴者からは

「どうやったらアメリカ人にも同じことをさせられるかな?」
「素晴らしい活動だね。こういったことは誰かがやらないと」
「日本、リスペクト!」
「(トイレが汚いと)他人を罵るより、掃除をするほうがスマートだ」
「なんてこった。俺、今まで日曜日をグダグダ過ごしてきちまったよ」
「少なくとも、社会に恩恵をもたらしてるよね」
「そっか、家族でトイレ掃除をすればいいんだ。キャンプに出掛けるよりも安上がりだし、絆だって深まる」

など称賛の声が続出。マゴメさんによると、彼が"便所掃ジャー"をスタートしたのは2011年で、「ボランティアではなく、あくまでも自分たちのためにやっているだけ」という。また東京だけでなく、横浜や佐賀など全国でも同様の活動が行なわれているそうだ。

【参照リンク】
・Nothing To Do With Arbroath: Tokyo's toilet cleaning social club say it cleanses the soul
http://arbroath.blogspot.jp/2013/08/tokyos-toilet-cleaning-social-club-say_30.html

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