「東京メトロ丸ノ内線・方南町駅のヒーロー」として日本中に知られることとなった"ベビーカーおろすんジャー"が海外でも紹介され、人々の称賛を集めている。
この"ベビーカーおろすんジャー"の正体は、雑貨店勤務のカネマス・タダヒロさん(27歳)。彼はエスカレーターもエレベーターもない方南町駅に1日2時間ほど立ち、ベビーカーはもちろん、大荷物を抱えたお年寄りなど助けを必要としている人々をサポートしている。
近頃は電車の中でベビーカーを畳むか否かの論争も巻き起こっているが、自力では歩けない子供とベビーカー、そして荷物を1人で持って階段を下りる苦労は想像を絶する。ましてや双子だったりしたら、もう不可能に近いだろう。
【動画】スーパーヒーロー in 東京の地下鉄
ベビーカー上げ下ろしの際にはお母さんと会話もし、子供たちとのハイタッチも忘れない
緑地にシルバーのラインがついたスーツを着て、道行く人々に手を振るなどサービス満点のベビーカーおろすんじゃー。ちなみにスーツはディスカウントストアにて4,000円で購入したのだとか(計3着持っているそう)。また最近では、ピンクとレッドのレンジャー候補も出ている模様。
これに対し、動画を見た海外の視聴者からは絶賛の声が多く寄せられている。
「僕がレンジャースーツを欲しい理由が、まさにコレ。スーツを着て人助けしたいんだ!」
「悪者にも立ち向かうのかな? そしたらマジで"キック・アス"じゃん。ヒットガールも出てきてくれると嬉しいな」
「世知辛い世の中だけど、人間もまだまだ捨てたもんじゃないって思うよ」
「真のスーパーヒーローだね!」
「名声のためではなく、人助けのためだけにこれをやっている彼こそ真のヒーローだよ」
幼子を抱えたお母さんたちだけでなく、お年寄りやけがをしている人たちにとっても心強い味方、ベビーカーおろすんジャー。本来は駅にエレベーターまたはエスカレーターを設置したり、通りがかった人が手助けするのが理想的なのだが...やっぱり子供たちにとってはスーパーヒーローの方がいいのかも?
【参照リンク】
・Super Hero in Tokyo Subway Station - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lkGumyq7JYc
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