現在ヒット中の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の監督が天才J・J・エイブラムスで、彼が率いる製作スタジオが有名なバッド・ロボット・プロダクションズ。そして! その上席副社長が、この写真の男、ブライアン・バーク氏だ! 長年の盟友たるJJと超絶アイコニックなスタトレという題材に挑み、結果を出した剛腕Pが想う、映画製作の極意とは!? あの『スター・ウォーズ エピソード7』(仮題)の話題も織り込み、大いに語った!
バーク氏はJJの右腕として、数々の成功作を放ったバッド・ロボット・プロダクションズの功労者だ。来たる2015年にナニカト世間の耳目を独占しがちな『スター・ウォーズ エピソード7』(仮題)の公開を目指していて、トム・クルーズが主演する『ミッション:インポッシブル5』(仮題)の製作も担当するなど、極めて多忙の身。しかも、扱っている題材が、本シリーズも含め、口やかましいファンが大勢いる超絶アイコニックな代物が多い。
「まあ、口やかましいファンが少なくないからね(笑)」と口調的にはプレッシャーを感じていない様子だが、「ただ、僕たちの最大の目標は、自分たちが最高に楽しめる映画を作ること。第一、僕はスタトレにはまったく興味がなくて、何も知らない状態だったからね(笑)。だから僕は、知らない人たちの代弁者として、楽しめる映画を作ることだけに集中したよ」。
実際、製作陣の中には、トレッキー的な人間もいたそうだ。すなわち、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のチームは、ファンの要求を満たす人間、純粋にいい映画を追求する人間が混在していたことになる。これが、バッド・ロボット・プロダクションズの強み! 超絶アイコニックなネタを受注しても、臆することなく映画製作に挑めるのだ。それは、2015年の『スター・ウォーズ エピソード7』(仮題)も同様のスタンスだ。「ちなみに僕は、『スター・ウォーズ』の大ファンでね(笑)。まだ何も決まっていないけれどね」。
当然、監督はJJ。大ファンと豪語するバーク氏は、目を輝かせて自分のiPhoneで撮影したボバ・フェットなどの画像をゴキゲンに披露。大ファンだけに、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』とは異なるスタンスでSWには関わるのだ。
「知っていると思うけれど、ちょうど次のエピソードを製作している最中でね。スタトレは自分が楽しいと思う映画を目指したけれど、『スター・ウォーズ』は"『スター・ウォーズ』のファンの立場として納得する映画"にしなくてはいけないわけだ。だから立場が微妙に違う」と語気も強い。
結局、JJもバーク氏も、興味が薄かった題材には面白い映画にするために冷静な視点で臨み、己の映画ファンの血が騒ぐような題材であれば映画少年のようにキラッキラした眼差しで楽しみ尽くす。いずれにしてもファンが観た時に満足度の高い作品になっているわけだが、JJにもバーク氏にも映画製作をするにあたって大切にしている流儀があるのだ。「サクっと言ってしまえば、特に本作のようなブロックバスター・ムービーの場合、カネ儲けに走ってスペクタクル感満載になって、ペラッペラの内容になりがちだよね。でも、僕たちは絶対にそういう映画は作らない。映画の一コマ一コマに強く愛情を込め、それを感じる作品にしたい。現に、しているしね(笑)!」。これが、バッド・ロボット・プロダクションズの胸熱の経営方針にして、業界最強の理由じゃないか! 入社したくなるね!
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、全国大ヒット上映中!
【参照リンク】
・『スター・トレック イントゥ・ダークネス』公式サイト
http://www.startrek-movie.jp/
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