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日本の現代アートと社会の '今' を問う展覧会「六本木クロッシング」が開催
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日本の現代アートと社会の '今' を問う展覧会「六本木クロッシング」が開催

2013-09-21 11:30
    Filed under: 国内, カルチャー, デイタイム, アフター5, トピックス

    森美術館が、開館10年を記念して9月21日(土)から来年1月13日(月・祝)まで、「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」を開催する。

    47l-1379698531.jpg

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    金氏徹平《Ghost in the Liquid Room (lenticular) #1》
    2012年
    レンチキュラー、反射シート、木 180×180 cm
    Courtesy: ShugoArts, Tokyo
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    「六本木クロッシング」とは、日本のアートシーンを総覧する3年に1度の展覧会シリーズ。開催4回目となる今回は、東日本大震災以降、社会的な意識が高まっている日本の現代アートの"今"を問いかけると同時に、あらゆる社会通念や既存の制度に向けられた疑念(=ダウト)から、アートを通じてどのような生産的な議論を生み出せるのだろうか、という問題を提起するものでもある。
    ①海外のキュレーターとのコラボレーション、②1970〜80年代生まれの若手と戦後復興期を生きた世代のアーティストとの対話、③海外に在住している、あるいは海外で生まれた日本人アーティストの紹介、④美術と社会に向けた批評的な姿勢の考察、⑤日本古来の自然観や不可視のエネルギーに対する再考、⑥戦後の日本美術における"モノ派"の芸術運動と、グローバルなアートシーンのパフォーマティブな実践やポスト・オブジェクトな表現方法との比較、といった点が「六本木クロッシング2013展」における今回の試みだ。29組の参加アーティスト達による芸術的実践を通して、これからの日本の未来に一体どのような風景が見えてくるのかを考えてみよう。

    また、9月27日(金)には、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のサントラでヒットした音楽家、大友良英らが登場するイベント「プロジェクトFUKUSHIMA! 53Fで盆踊り」も森美術館展示室内にて開催。今夏、福島で開催されたオリジナル盆踊り"ええじゃないか音頭"が体感できる貴重な機会だ。

    【参照リンク】
    「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」
    http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2013/index.html

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