最新作『Jackass Presents: Bad Grandpa(以下『Bad Grandpa』)』(日本公開未定)が全米を含む世界各国で公開中のジョニー・ノックスヴィル。超絶男気バカ軍団『ジャッカス』の隊長として体を張り続ける彼は、なぜ自分自身を傷つけ続けるのだろうか?
本作では『ジャッカス』に出てくる口の悪い老人、アーヴィン・ジスマンに扮しているノックスヴィルは今年3月で42歳の誕生日を迎えた。しかし、これまでのヤンチャぶりをトーンダウンする気は全くないらしい。
<buzzfeed>によると、ノックスヴィルは『Bad Grandpa』の撮影中だけでも「ヒジを骨折」し、「膝蓋腱(しつがいけん)断裂で手術」を受け、さらに「手の腱も断裂」したとか。通常、ここまでケガが続けば撮影続行も危ぶまれるところだが、彼にとっては大したことではないようだ。
【動画】『Jackass Presents: Bad Grandpa』予告編
2000年代からMTVのリアリティー番組『ジャッカス』シリーズの隊長として自ら率先してバカをやり、その映画版も成功を収めたノックスヴィル。彼には数えきれないほどの骨折や脳しんとうに加え、股間から 流血という壮絶な体験もある(当時の映像はコチラ。男性は思わず股に力が入ってしまうかも)。とはいえ、『ジャッカス』のような体を張ったコメディーにケガは付きものだ。
『Bad Grandpa』では、8歳の孫ビリーを連れてアメリカ横断の旅に出るアーヴィンじいさん(ジョニー)の心温まる物語プラス、(仕込みではない)一般人の 前で体を張ったイタズラに挑戦、という新境地を切り開いた。もちろん人々をケガさせないよう安全を期してはいるが、ノックスヴィル本人はガチでスタントに挑戦している。だが彼いわく「『ジャッカス』の映画シリーズに比べたら、そんなにケガしてない」とのこと。また、「これまで何度もケガをして、病院のお世話になるのにうんざり」することもなく、手加減することも考えていないという。
複数の医者からは"痛みを感じにくい体"だと言われている。「自分に何が起きているかは把握している。映像が欲しいから、(自分が)ボロボロになってもいいんだ。演者よりも制作者寄りなんだよね。スタントを辞める時が来たら、それまでさ」
また、最後に"驚異的な回復力"について尋ねられたノックスヴィルは、次のように答えた。
「幼いころからひどい喘息を持っていた。何度 も入院したし、8歳の頃には死にかけたこともある。ガキの頃なんて、自分の病状がどれほどひどいかなんて分かってないだろ。とにかく外に出て何かをしたい んだからさ。大人から"病気なのに、そんなことができてスゴイわね"なんて言われても、自分がやりたいことをやってるだけ。ケガした時も同じ。ヘマしち まったけど、体を動かしていたいんだ。病気やケガに邪魔されるもんか。僕はただ、前に進みたいだけなんだ」
【動画】『Jackass Presents: Bad Grandpa』劇中映像 可動式ベッドでドッキリ?
「こんなの、僕にとってみればスタントですらなかったよ」
【参照リンク】
・Why Johnny Knoxville Keeps Hurting Himself
http://www.buzzfeed.com/adambvary/why-johnny-knoxville-keeps-hurting-himself
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