渋谷に期間限定「神戸カフェ」がオープン！ こだわりの神戸コーヒーなど特別メニューも
11月1日（金）から５日（火）まで、"大人のこだわりを満足させる街、神戸"をコンセプトとした「神戸カフェ」なるものが渋谷に期間限定オープンすると聞きつけ、さっそく編集部も行ってみた！ その様子と神戸カフェの詳細をレポートしよう。
この「神戸カフェ」は、神戸市が"大人のこだわりを満足させる街、神戸"をコンセプトに、渋谷ロフト2階のシティラウンジカフェに期間限定でオープンした もの。神戸オリジナルのコーヒーや、日本でも指折りの"上質な水源を有する自然都市・神戸"が生み出す灘の清酒などの特別メニューが目玉だ。店内は、神戸 をモチーフとした大型ディスプレイに、ランチョンマットやポスターといった装飾でにぎわい、神戸の多彩な魅力を体感できる空間になっていた。
首 都圏にこうした形でカフェをオープンさせるのは、神戸市にとって初の試みなのだとか。神戸市産業振興局観光コンベンション部観光コンベンション課インバウ ンド・観光プロモーション担当係長の藤田修司いわく、「特別メニューの『神戸コーヒー』や清酒、ポスターや写真などのディスプレイ、店内に流すDVD、自 由に読んでいただける店内の本などで、僕らが考えている神戸のひとつの価値観を表現したつもりです」とのこと。今回カフェを構えた渋谷は、モノに対する見 識やライフスタイルに対するこだわりを持ち、流行にも敏感なタイプの人々が老若男女問わず集う...そうした渋谷の人々に、「"深いこだわりをうけとめる懐を 持つまち・神戸"の価値観を感じてもらえたら」という。
さて、編集部もさっそく特別メニューの「神戸コーヒー」（450円・税込）を飲ん でみたところ、力強いコクがあるのにとてもすっきりとした後口が感じられて新鮮！ コーヒーは豆ごとに最適な焙煎温度があるのだが、一般的なコーヒーはブレンドした豆をまとめて焙煎する。しかし「神戸コーヒー」は、手間を惜しまずさまざ まな豆ごとに適温で焙煎してからブレンドし、さらに焙煎には無形文化財指定の紀州備長炭を使用。今回は同カフェでの提供はかなわなかったものの、神戸では 六甲山の花崗岩の層を潜り抜けた伏流水「宮水」で「神戸コーヒー」を淹れており、いっそう豊かな味わいが楽しめるのだそう。
そして、特別 メニューの清酒「瑞穂黒松剣菱」（720ml/グラス500円、ボトル2800円・税込）、「黒松剣菱」（800円・税込）のうち、「黒松剣菱」も試飲。 まず180mlのミニボトルが、モダンなデザインでおしゃれ！ しかもワイングラスで提供されるので、優雅な雰囲気で飲めるのが女性客にはうれしいかも。「神戸のお酒は硬水の宮水で造るので、日本で一般的な軟水で造ら れるお酒にくらべて"どっしり"とした味わいで"おとこ酒"といわれています。日本酒本来の"骨太"な持ち味がたくさんありますよ」と藤田さんが語るよう に、クイっと口に入れてみれば、まろやかなファーストタッチののち、米の旨味を感じさせる濃厚な味わい。しかし後口に重みをひきずらないので、すぐふた口 目にいってしまいたくなる美味しさだ。（一応）仕事中にもかかわらず、クイクイ飲んでしまった...。
なお、来場者全員に無料で配布さ れる「水」と「食」をテーマにした小冊子『KOBE TRIP』には、「神戸コーヒー」や「黒松剣菱」の詳細をはじめ、こだわり派をうならせる飲食店や喫茶店の店舗情報が多数掲載されている。「神戸のすてき な飲み屋ってお高いんでしょ」「敷居がたかそう」なんて思いきや、気さくに入れる店が多いそうで、神戸牛など「よそ行き」グルメの充実は広く知られている が、今回小冊子にフィーチャーされているのはより身近な「こだわりの店」だそう。実際、観光客の6割を占めるというリピーターのなかには、街のそこかしこ に何気なく「オシャレで上質なものへのこだわり」が発見できる街として、神戸に魅せられているという方々が少なくないとか。
意外と知られていない神戸の横顔。この連休、お買いものの合間にでも気軽に「神戸カフェ」でチェックしてみては？ なお店内では、簡単なアンケートに答えると神戸の有名ホテルのペア宿泊券が抽選で当たる「神戸旅キャンペーン」も実施中とのことなので、参加してみるのもいいだろう。
＜神戸カフェ概要＞
期間：2013 年11 月1 日（金）～11 月5 日（火）
場所：渋谷シティラウンジ（東京都渋谷区宇田川町21-1 渋谷ロフト2 階）
営業時間：午前11時～午後11 時 ※午後10 時30 分ラストオーダー
【参照リンク】
・渋谷シティラウンジ
http://www.ei-publishing.co.jp/scl/access.html
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