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余命わずかな少年のために最後のクリスマスを街中が演出 「感動的すぎる」と称賛の声
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余命わずかな少年のために最後のクリスマスを街中が演出 「感動的すぎる」と称賛の声

2013-11-08 11:00
    Filed under: Youtube, 国際, 暮らし・車, デイタイム, ニュース

    毎年恒例、国をあげてのコスプレ三昧ハロウィンシーズンだった10月末のアメリカ。しかしオハイオ州ポートクリントンは、街中がふた足ほど早いクリスマス仕様の装いに。そこにはあるひとつの感動的な背景が隠されていた。

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    実はこの早めクリスマスは、ポートクリントンに住む末期の脳腫瘍患者デヴィン・コールマンくん(13)のためだった。手術や治療の甲斐も空しく、もう手の施しようがないと医師から宣告されたデヴィンくん。あと数週間かもしれない残りの人生は自宅で過ごしたいという彼のきもちを汲んで退院してきたその日、街中の人たちがこのサプライズ演出で彼を出迎えたのだった。

    なぜクリスマス仕様だったのかといえば、余命いくばくもないデヴィンくんが最後にもう一度クリスマスを過ごしたかったと言ったから。この話をデヴィンくんの家族から聞いた街の人たちは、ヴィンス・レオネ市長はじめ皆が総出で雪を調達し街中に積もらせたのだという。
    季節はずれの雪を集めてきただけでも凄いのに、ツリー、雪だるま、イルミネーション、さらには「デヴィン、メリークリスマス!」のメッセージも街のあちこちに貼られるという心のこもりぶり。サンタクロースは「トナカイの季節にはちょっと早いから」という理由でバイクで登場。夜はデヴォンくんの部屋の窓の外で住民たちがクリスマスキャロルを歌ったという。

    クリスマスの様子


    アメリカでは各地でこの感動的なニュースが報じられ、世界中にも届いたが、ここ日本でもネット上で
    「アンビリバボー」
    「こういうことに真面目に取り組む国民性がうらやまし」
    「アメリカのこういうところは大好きだわ。嬉しいだろうな」
    「すげえ!」
    と感動の声ひとしきり。

    ちなみに10月30日には、元アメフト部だったデヴィンくんのために、地元の公園でチームメイトとチアリーディング部がパフォーマンスを披露。
    市長は「デヴィン・コールマンはたった一人の力でこの街の人々のきもちをひとつにまとめた。彼の精神、そして強さはクラスメイトだけでなく、この街に住む我々大人たちにも大きな意味をもつものだ」とコメントし、ポートクリントンでは10月31日をデヴィン・コールマンの日に制定すると正式に発表した。

    各地のニュースでも報道


    デヴィンくんは自宅のベッドの中からスマートフォンでこの様子の実況を嬉しそうに見ていたそうだ。

    【参照リンク】
    http://www.13abc.com/story/23830391/snow-in-port-clinton-for-devin-kohlman
    http://www.zanesvilletimesrecorder.com/article/20131031/NEWS01/310310007/-Snow-town-rally-give-ill-Ohio-boy-an-early-Christmas?nclick_check=1
    http://www.logsoku.com/r/news/1383707679/

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