サバンナの高橋をはじめ、たむけん、ブラマヨ小杉、小島よしお、ミサイルマン西代、安田大サーカス団長、アンバランス山本......、彼らに共通するものは?
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彼らは、人気テレビ番組『アメトーーク』で、「太鼓持ち芸人」として登場した面々。そもそも太鼓持ちとは、①宴会に出て客の遊びに興を添えることを職業とする男性。幇間(ほうかん)。②人にへつらって気に入られようとする者。太鼓たたき。「あいつは社長の─だ」(大辞林第二版より)という意味。同番組取り上げられたのは、主に②の方。「太鼓持ち芸人」は、人気の高い"くくり"となりました。
そんな太鼓持ちについて、書籍『正しい太鼓のもち方』では、「金もコネもなく、病弱で頭も悪いけれど、純粋な気持ちだけは、誰にも負けない──俺たちには、太鼓しかない」と割り切り、様々な正しい太鼓のもち方を紹介しています。
例えば、上司への憧れを表現する太鼓のもち方。上司との会話の中で必ず出てくるのが、学生時代や青春時代の話題。その時、何気なく上司の「昔、憧れていた人」について聞いてみましょう。その後、上司から「お前は?」と流れればOK。そこで使える必殺ワードは......。
「憧れていたのは、中学の時は尾崎豊。高校入ってサッカー始めたんで、三浦カズでしょ......で、大学入ってジョン・レノンにハマって、今は○○さん(上司の名前)ですかね」
これで、バッチリ決まるのです。
太鼓持ちのポイントは、何気なくポロっと出せると良いようです。相手の不意を突けば突くほど驚きが増します。上司の名前の前に、「あと、今は......」と、少しためるのもテクニック。
同書では他にも、こんな太鼓のもち方も紹介しています。
「最近、会社でプチ○○さん(上司の名前)、めっちゃ増えてないですか?」
「○○さんが秀吉の横にいたら、今、首都大阪ですよ」
「僕の両親、めっちゃ○○さんに会いたがってるんですよね」
「進化止まらないですね!スマホで言ったらiPhoneですよ!!」
「○○さんのハードルって、僕らにとったらトンネルですよ」
媚びられているとわかっていても、聞いていて嫌にならない太鼓持ちたちの言葉。同書を片手に、媚びて媚びて媚びまくってみる?
【書籍データ】
・『正しい太鼓のもち方』 トキオ・ナレッジ著 宝島社
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