Filed under: 国内, カルチャー, 映画, アフター5, アジア

ハリウッド超大作によくありがち、面白くないジョークやギャグは皆無!ガチな銃撃戦、追撃戦、肉弾戦、頭脳戦しかないスパイ活劇『ベルリンファイル』こそ、韓国映画の真骨頂で、アクション映画の本来の姿だ。


TSUTAYAから独占DVDレンタルで高回転をたたき出している本作のメガホンを撮った監督のリュ・スンワンは"韓国のマイケル・ベイ"と編集部が勝手に言っている活劇の天才で、同作ではリアルな"痛み"を伴うアクションを創造。南北問題をモチーフにしたスパイ映画だけに笑いや妥協は一切なく、たとえば相手の攻撃を受けて倒れる場所に"岩"があるなど、とにかく映像がイタイ! 銃や素手で殴り合うシーンもカメラを揺らさず、正確に映像を記録することで生々しい迫力をキープするコダワリっぷりだ。



同作のアクションは活字での説明に限界を感じるほど衝撃すぎるが、とりわけド肝抜く展開が"天窓フォール"と"岩壁ファイト"! 前者は"007"や"ボーン"シリーズでおなじみの光景ではあるものの、妥協知らずのリュ・スンワンはハ・ジョンウ演じる主人公を床まで激痛エスコート!後者にいたっては『G.I.ジョー バック2リベンジ』(13)にも参加した武術監督チョン・ドゥホンを招いて、にわかには信じがたい場所の活劇で魅せる。

この『G.I.ジョー』の"岩壁ファイト"も笑っちゃうほどハンパないが、アクションの違いを知る男、リュ・スンワンがOKを出した活劇も他の追随を許さないことは一目瞭然! ぬるい映画を観てなまった眼球を、『ベルリンファイル』で洗い直してみないか!

『ベルリンファイル』は大ヒットレンタル中!12月25日(水)Blu-ray&DVD発売

【参照リンク】
・『ベルリンファイル』公式サイト
http://berlinfile.jp/

■関連リンク
ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛『MONSTERZ』特報が解禁!!
どこよりも詳しい!杉山すぴ豊徹底解説『アメイジング・スパイダーマン2』予告編
アイアンマンになってトニー・スターク邸に住むと費用はどれくらい必要か?















Permalink

 | Email this | Comments

RSS情報:http://news.aol.jp/2013/12/23/berlinfine/