いよいよ日本公開がスタートした、世界最強筋肉タッグ・アクション大作『大脱出』。スタローン&シュワルツェネッガーのマッチョ共演を記念して、AOLニュースにて「スライVSシュワ、戦ったらどっちが強い?」調査を行った。
このたびTwitter上でハッシュタグ「#スライvsシュワ」をつけて投票ツイートを募ったところ、ファンを中心に非常に多くのツイートが寄せられた。その結果は、なんとシュワ支持者が圧倒的多数...! 州知事として俳優家業を休止していたにも関わらず、まったくブランクを感じさせない根強い人気を再確認させられた。その理由としては、
「クルーザー級VSヘビー級っていう感じ」
「パンチを手のひらで受け止めそう」
「ボディービルダー仕込の肉体!」
「元州知事の政治力はパワーを超える!」
「スタローンは牛の肉をパンチするけど、シュワちゃんは銃をぶっ放す」
といったもの。常に等身大の戦いに身を投じてきたスライと異なり、シュワは巨大テロ組織どころか宇宙人とも戦ってきたという"広げた風呂敷のデカさ"が評価に繋がったのだろう。もちろん、カリフォルニア州知事という現実世界での器のサイズを評価する声も多かった。
いっぽうスライに集まった支持の声は、「動きが良さそう」「先輩だから」「勘が鋭いから」といった現実的なものがほとんど。失意のベトナム帰還兵や崖っぷちボクサーなどの"男泣き"キャラによってキャリアを確立してきたスライだけに、支持派の理由も渋い。
とはいえ、シュワより1歳年上にもかかわらずはるかに若々しく見えるのは、67歳にして溢れ出る生命力の賜物だろう。『デモリションマン』(1993年)やアメコミ原作のSF作品『ジャッジ・ドレッド』(1995年)はスケールこそ大きかったが、いざスライが演じるとスライ風味が出まくり...というのが仇となったか。
ということで投票はシュワに集まったものの、あくまで『大脱出』の主導権を握るのはスライのほう。ちょいちょいオイシイところを持っていくシュワとの絶妙なバランスを楽しみつつ、初の本格共演を思う存分堪能しよう。
【参照リンク】
・映画『大脱出』特集
http://news.aol.jp/special/dassyutsu/
■関連リンク
『大脱出』シュワルツェネッガー、「アクションはやめない。死ぬまで現役でやるだけだ」
スタローン×シュワの最強アクション超大作『大脱出』 観戦前におさえるべき映画まとめ
杉作J太郎が熱弁! 「『大脱出』がヒットしなきゃ日本が世界からナメられる!」
| Email this | Comments