昨年、驚異的な視聴率を叩き出したドラマ『半沢直樹』。半沢直樹役を演じた俳優の堺雅人は、番組が終わるやいなやソフトバンクの携帯CMに"出向"。CM内でも半沢直樹の演技そのままにソフトバンク社員を演じ、
「サービスは今やどこもほぼ同じ。この状態でソフトバンクは『スマホつながりやすさNo.1』だと伝えきれていないのが痛い。宣伝部は一体何をやっているんだ?」
「それで『スマホつながりやすさNo.1』がソフトバンクだって認知はどれくらいまで来てるんだ?」「たったそれだけか?」「まるでNo.1じゃないみたいじゃないか、それじゃあ!」
などと、iPhone5s前後から携帯会社がアピールするようになった「つながりやすさ」という指標において、ソフトバンクが優位であると喧伝している。
そもそも「つながりやすさ」とは何なのだろうか。「つながりやすさ」は、各キャリアの通信速度調査を行う調査会社が、携帯キャリアの差をわかりやすく表すために用いている指標。調査方法やスポットなどは異なるが、いずれも「通話・通信品質・エリア」の満足度をユーザーへのアンケートから測るものとなっている。
観光スポットや都道府県別に発表されていることが多かったが、この度47都道府県を網羅した完全版ともいえる「つながりやすさ」の調査結果が発表された。それがネオマーケティングが先月公開した「47都道府県別 iPhone5s/5c つながりやすさ満足度調査」である。ドコモ、au、ソフトバンクから発売されているiPhone 5s/5c の"満足度1位"を調べている。
調査の結果、満足度1位は、KDDI(au)が31県、NTTドコモが6県、ソフトバンクが2県で、引き分けが8県。関東・関西地区をはじめ、全国でauが満足度1位を獲得したという。
この調査結果を見るに、人気ドラマと主演俳優を使って、嘘をついていたといっても過言ではないだろう。都道府県別、地方別の「つながりやすさ」については、下記のまとめが詳しいので参考にしてほしい。
【参照リンク】
・【2013年度決定版】結局どこの会社がつながりやすさNo1なのか?
http://matome.naver.jp/odai/2138802707887205701
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