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「赤ちゃんはどこからくるの?」「僕はどうやって生まれたの?」、子供にそう問われた時に、説明に困る親は多いのではないだろうか。
とは言いつつも、大人になるまでには正しい知識も必要で、性教育は親にとって頭の痛い問題だ。
そんな親の事情は中国でも同じだが、このほど中国のクリエイターたちが作った「一分でわかる性教育」という動画が大変な話題を呼んでいる。


「一分でわかる性教育」は、「赤ちゃんはどこからくるの?」、「男の子と女の子はどこが違うの?」などのテーマに分かれた12本建てのシリーズ。露骨な表現を避け、生殖に関わる器官や行為などは物や動物などに例えて説明している。
例えば、「お父さんの精子とお母さんの卵子がどうやって出会うかというと、注射に似たようなものなんだよ」と、注射器のイラストが描かれる様子が映し出されるといった具合だ。
そればかりではなく、ナレーションの中には時折「ピー」という音が入り、字幕では性器を意味する言葉が表示されているなど、ユーモアを交えつつ子供でも楽しんで見られるような構成になっている。

この動画を制作したのは、中国のIT企業で働くクリエイターたち。黒の筆ペン1本で次々とイラストを描いていく様子を、モーショングラフィックスという手法で映像にしている。彼らは「大人も子供も一緒に見られるようなものを作りたかった」とのことで、脚本を練るだけでも3週間をかけ、音声などにもこだわった。



ネットユーザーたちからは、
「素晴らしい!できればずっと作り続けて欲しい。台詞にユーモアがあるし音声もいい」
「子供ができたらこれを見せたいわ」
「アニメにしたのがとてもわかりやすくていいね」
などと絶賛のコメントが相次ぐ中、
「とても面白い。でも説明が早すぎて、子供は理解できるのかしら?」
と、改良を求める意見もある。

さらに、『「パパとママは何があっても君を守るよ」という動画のワンシーンを見て涙してしまった」という大人もおり、脚本にこだわっただけにストーリー性があるものに仕上がっているようだ。

【参照リンク】
http://baike.baidu.com/link?url=XYCB1hW1YGTsHBPYBxEw_1nvYIQh5AZW0lda4I9WDoGUQdNCDSvuNQIHdr5fjWZQsHXALM1qcF2vsmsjHL94bK 
http://v.ifeng.com/news/society/201311/012157f0-117d-4955-97ab-58b036e7e34a.shtml 
http://v.baidu.com/comic_intro/?page=1&id=9975 

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