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radikoを聴きながら番組参加できる「ラジへぇ」とは? リスナーへ新しい聴取体験を提供
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radikoを聴きながら番組参加できる「ラジへぇ」とは? リスナーへ新しい聴取体験を提供

2014-01-27 21:30
    Filed under: ビジネス, 暮らし・車, カルチャー, 音楽, 深夜, トピックス, 仕事術・ライフハック

    1月27日(月)から31日(金)までの1週間、22時40分から23時にかけて、RN2(ラジオNIKKEI第2)で、極めてユニークな、ラジオ番組が配信される。その名は「パイロットマン」。

    これからブレイクが期待される若手お笑い芸人5組が日替わりで登場。新進の放送作家とタッグを組み、この番組オリジナルのコントを毎夜お届けする。しかも、このコント番組はただ面白いだけではなく、全く新しい聴取体験が出来るWEBシステム「ラジへぇ」を組み込んだ、いまだかつてない番組なのだ。この新番組を担当した博報堂DYメディアパートナーズ クリエイティブ部山本正人さんにインタビューをした。




    ―新しい聴取体験が出来るラジオ番組とのことですが?

    「ラジへぇ」というステムです。簡単に言うと、いまPCからradiko(http://radiko.jp/)を使って、ラジオ番組を楽しむ人が増えています。それで、radikoで「パイロットマン」を聴きながら、この「ラジへぇ」(https://radihey.jp/)を立ち上げていただきます。そこには、「笑」とか「爆笑」と書かれたボタン・アイコンがあります。それで「パイロットマン」のコントを聴いて、あなたが面白い、笑えると思ったら「笑」ボタンをクリック。そうすると笑い声が流れる。と同時に他の「ラジへぇ」ユーザーにも、あなたが選択したことで起きた笑い声が届く。つまり、ボタンを押して効果音を鳴らすことで、番組に対する感想を他の視聴者と共有できるということなのです。番組を聴きながら、聴いている人同士がSNSとかで盛り上がる、みたいな楽しみ方が流行ってますよね。それをもっとライブ会場にいるみたいにできないかと思って。

    ―すごいシステムですね。

    ええ。東京大学(註:「東京大学 苗村研究室」)で開発されたシステムですからね(笑)

    ―どういう経緯で、今回の「パイロットマン」は生まれたのですか?

    僕は、実はラジオ業界の人間ではなく、広告会社のクリエーターであり、メディアのプロデューサーでもあるんです。それで、僕のテーマとして、メディアの可能性をクリエイティブとデジタルでもっと活性化したい、というのがあった。メディアの可能性が広がれば、広告主の方ものってくれるわけですから。それでラジオ局の方や、会社のラジオ担当と一緒にいくつかのラジオ番組を手がけ、ラジオ番組の良さ、とか効果的なラジオCMみたいなことは、知見がたまった。今度はラジオ番組に、なにか新しいギミックをつけてみる、ということにチャレンジしてみよう、と。それでこの「ラジへぇ」というのを知って、うちのグループにある博報堂研究開発局に協力してもらって番組に使ってみたいな、と。あと、僕の頭の中に、コント番組を作りたい、というのがあって、その2つが融合して生まれました。

    ―コント番組にこだわった理由はなんだったのですか?

    いまのテレビのお笑いって、タレントさんの発言やリアクションをみんなで笑って盛りあがる、というパターンが多いですよね。要は「笑われる」型。これはこれで好きなんですが、逆に「笑わせる」ということで番組作ってみたかった。それで、僕ら世代にはスネークマン・ショー とかありましたから。あとやっぱりラジオって音声メディアだから、「しゃべり」だけで笑わせる、ドラマを感じさせる、、、これが出来る人はすごい才能の持ち主。そういう才能とラジオを通じて出会いたかったんです。

    ―「昔、スネークマン いま パイロットマン」ぐらいにしたいと(笑)

    そうですね(笑)。今回、もう一つユニークな試みとして、僕がTVCM畑でもあったので、TV界の才能の力を借りました。テレビ界の放送作家で有名な成田はじめさんと、彼が主催する放送作家集団オズマに全面的に入ってもらいました。そして、この試みにRN2さん(ラジオNIKKEI)がのってくれたのです。

    ―なるほど。ただ山本さんはラジオ業界の方ではなく、広告業界ですよね。他のメディアのお仕事もされていると思うのですが、その中でもラジオをメイン・テーマにされた理由は?

    ラジオが好きだから(笑)。実は、自分が駆け出しの広告クリエーターだった頃、賞を初めてもらったのがラジオCMだったんです。だから、ラジオの仕事から広告人としてのキャリアがスタートしたわけで、いつかラジオに恩返ししたいというのがありました。そういうノスタルジーの一方で、ラジオって新しいメディアになれる。「さあ、みなさん!」的に声を出すのがTVだとすれば、ラジオは「ねーねー、そこのあなた」みたいな語り掛けですよね。あと、リスナー同士でコミュニティになっている感じ。こういうのは、いまのSNSに通じるものがある。だからラジオとSNSを絡めていく、さらに公開生放送とかリアル・イベントも付加すれば、ラジオを核に新しいプロットフォームが作れる、それをやってみたいです。

    ―面白そうですね!期待しています!最後にこの番組にかける意気込みを

    今回「パイロットマン」という名前にしたのは、いろいろ実験の要素があるので「新しいラジオ番組のパイロット版」を作ろうから、パイロット版 パイロットマンにしました(笑)。今回の1週間の反応をみて、さらにブラッシュアップし、リスナーの方にも広告主の方にも喜んでいただける"新しい音声メディア・コンテンツ"にしていきたいです!!!
    、、、、という志ももちろんありますが、とにかく面白いので聴いてください(笑)。そして是非「ラジへぇ」ってください。

    ―ありがとうございました!

    というわけで、いかがでしょうか?
    今週、月曜から金曜の、土日休みの一週間、新鮮なコント×新システムで贈る、新しいラジオ体験「パイロットマン」!ぜひお聴きになってみてください!


    RN2(アールエヌツー)特別番組「パイロットマン」 概要
    放送局名: RN2(ラジオNIKKEI第2)
    放送・配信エリア: 日本全国
    番組放送日時:2014年1月27日(月)~1月31日(金) 22時40分~23時00分
    内容:
    5組の若手お笑い芸人と3人の新進気鋭の放送作家がタッグを組み、本格的に作り込んだラジオコントを日替わりで放送。これまでにないオリジナルのネタ作りで斬新な笑いを提供します。
    さらにラジオ聴取時における感想共有システム「ラジへぇ」を番組に応用し、リスナーへ新しいラジオの楽しみ方、聴取体験を提供します。
    出演
    ・1/27(月) わらふぢなるお
    ・1/28(火) ザンゼンジ
    ・1/29(水) マツモトクラブ
    ・1/30(木) タイムボム
    ・1/31(金) ばんどーら

    【参照リンク】
    ・RN2(アールエヌツー)
    http://www.radionikkei.jp/rn2/ 
    ・パイロットマン 公式サイト
    https://radihey.jp/ 

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