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国民的長寿アニメ『サザエさん』で磯野波平役の声優を担当していた永井一郎さんが27日、滞在先の広島市内のホテルで死亡した。番組開始以来、波平の声を担当し、全国民的に親しまれてきた彼の声だが、生前「波平さんのギャラ」について詳細に明かしていたことが判明。その額について「安すぎ」「そんなもの」と喧々諤々の議論となっている。


永井さんは、1969年の番組開始以来、波平の声を担当してきた。そんな永井さんが、業界のタブーとも言えるギャラについて語ったのは、1988年9月号の「オール讀物」(文藝春秋社)でのこと。これが、日本俳優連合のHPに転載されており、それによると「波平さん1回分」のギャラは4万3200円で、年52本プラス予告編への出演(年7回)をあわせ、そこからもろもろの経費を引かれると、1年の手取りはおよそ164万円になるという。

もちろん永井氏の仕事はサザエさんだけではなく、『ゲゲゲの鬼太郎』『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』『YAWARA!』といったTVアニメや、『風の谷のナウシカ』『ルパン三世 カリオストロの城』『天空の城ラピュタ』といった名アニメ映画、さらに洋画の吹き替えやナレーションなど、幅広い分野で活躍している。

しかし、毎回好視聴率を稼ぐ国民的にアニメの声優のギャラが明かされると、ネットユーザーからは、

「サザエさんだけのギャラだからそんなもんだろ」
「バッカモン言うだけで160万貰えりゃいい額だろ」

と、「当然」と捉える声があがる一方、

「永井一郎みたいな声優の神さまが年164万・・・・orz マジですか・・・・」
「あんな高視聴率なのにいみわかんねえわ」
「バカ面タレントクビにして声優にお金を使ってくれ」
「アニメ業界は黒すぎるな
どういう構造をしているんだよ」

といった声も登場。

とかくテレビ業界といえば、庶民には想像もつかぬ額のお金が飛び交う世界を想像しがちだが、国民的アニメ出演者が明かした思わぬ"庶民価格"に、驚いた人が多かったようだ。

【参照リンク】
・ショッキングな実態公表-日本俳優連合
http://www.nippairen.com/news/hist1986/h198609.html 
・【話題】 年収164万円だった「サザエさん」波平役の永井一郎さん-ログ速
http://www.logsoku.com/r/newsplus/1391038413/ 

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