アフリカのコンゴ民主共和国首都キンシャサに、二台のロボット信号が登場し、地元住民の注目を浴びている。
それまで警官と信号機でまわしていた交差点に設置されたこのロボット。小さな頭にボックス状の体をし、一見かかしのような佇まいだが、本物の警官のようにサングラスをかけ、まさに"ロボコップ"とばかりに驚くべき働きを見せているそうだ。
この交差点をよく使う住民のひとり、デモウト・モトゥンボさんは次のように語る。
「僕は自転車ユーザーなんだけど、このロボット信号の働きにはとても満足しているよ。警官が交差点で車をさばいていた時は中々進まなくて詰まってたんだけど、ロボット信号になってから、皆このロボットの言うことに敬意を払いきちんと従うんだ(笑)」。
約2メートル50センチのこのロボットはアルミニウムとステンレス製でできており、荒れた天候にも耐え得る作り。しかも太陽光パネルがついている省エネ仕様。
内部には交通の流れを記録するため複数のカメラが内蔵。この映像は交通センターに送られ、交通違反がないかどうか精査するための材料になるという。
動画を見たネットユーザーたちからは、
「すごいね!」
「デザインも好き」
「ロボットが信号を指揮するの??」
「そのうち国の政治もロボットが動かしたりして」
「信号機に何かあったのか?」
などの声が寄せられている。
とはいえ、中には警官を恋しがる声も。
「また警官に交差点に立っていてほしいよ。ロボットは違反者を取り締まれないからね。警官に交通違反者をその場で取り締まり、道路に規律を戻してほしい」。
【参照リンク】
・Kinshasa traffic robot cops hope to tackle traffic along city streets
https://www.youtube.com/watch?v=2_QsY7govq0
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