ヤカラブという言葉を知っているだろうか。輩(ヤカラ)+LOVE=「ヤカラブ」。
惜しくも休刊してしまった「ソウルシスター」という雑誌で連載されていた、ヤンキー少女たちのリアル過ぎるドキュメント小説。それが「ヤカラブ」だ。
そんな「ヤカラブ」が読者からの熱い支持のもと一冊にまとめられて発売された。
「ソウルシスター」は、「ソウルジャパン」という悪羅悪羅(オラオラ)系と呼ばれる人種を読者とした雑誌の女の子版として発売されていた。雑誌に載っている女の子は簡単に言えば現代版ヤンキーである。その雑誌の企画から生まれた「ヤカラブ」の中身が「もの凄い」と評判だ。
書籍の説明には、
『現代ヤンキー少女たちのリアル。
雑誌連載時、大反響を巻き起こした企画が遂に小説化!実話を元に綴られた号泣ラブストーリー。
全国の女子高生が泣いた 二人で入れたイレズミ、14歳の不倫、家出、DV、クラブでの男狩り、暴走族との恋。。。
輩たちのLOVEストーリー』
との説明がある。
以前、紹介した悪羅ギャルみぽちこと坂本美穂、ハンパない入れ墨で人気のモデル 一井悠理、千人切りを自称するモデル 立花亜野芽、小悪魔ageha でも活躍するモデル ほずみ、たまに街で見かける金髪ジャージ姿の女の子たち。なかなか交わることのない人種だが、そんな彼女たちの純粋そしてロック過ぎる生き様が、コレでもかと生の感情そのままに綴られている。
書籍内の小見出しを書き出してみると、
勇気を出してのぼったお立ち台
部屋で消したふたりのキズナ
束縛で折られたケータイ
あたしのために結成した暴走族
ゴミ捨て場に投げ捨てられた朝
オトコなんて全部ワンチャン
イタズラゴコロでおかしたアヤマチ
ありえないほどドSなセックス
・・・などなど
と、これだけでもその凄さが伝わってくる。
まさしく輩-ヤカラ-な衝撃的なワードが並ぶ。誰もが、もがきながら生きているヤカラたちのLOVEストーリーに涙せよ!
【書籍データ】
・「ヤカラブ」鈴木有李著 大洋図書
■関連リンク
渋谷若者カルチャー復活を担う、ギャル新世代「悪羅(おら)ギャル」とは?
【女子向け恋愛コラムパトロール】地味系女子ブームなんて来てる?
女子向け恋愛コラムを元メンズファッション誌編集長と500人斬りナンパ師が斬る!
| Email this | Comments