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主演の永瀬正敏もびっくり!?台湾映画『KANO』、町を挙げてのプレミアイベントに6万人
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主演の永瀬正敏もびっくり!?台湾映画『KANO』、町を挙げてのプレミアイベントに6万人

2014-03-06 17:30
    Filed under: 国際, スポーツ, カルチャー, 映画, アジア, 男気

    今、台湾でものすごい話題になっている映画がある。それが『KANO』だ。日本統治下の台湾で弱小チームだった嘉義農林学校(嘉農)野球部が、日本人監督、近藤兵太郎のスパルタ訓練で生まれ変わり、甲子園を目指すという、台湾版『ROOKIES(ルーキーズ)』のような作品だ。


    27日の台湾公開を前に、22日、嘉農の地元、台湾西南部の嘉義市で町を挙げてのプレミアイベントが行われ、近藤監督を演じた主演の永瀬正敏も参加した。その時の様子をまとめた動画がYouTubeで公開されている。

    当時の凱旋パレードを再現し、大勢のキャストや製作関係者だけでなく、実際に近藤監督の教えを受けた元生徒(今ではおじいちゃん)たち、地元の野球少年たち、鼓笛隊までが街を練り歩いた。近藤監督の出身地、愛媛県松山市からも関係者が駆け付けたという。現場に集まった人は約6万人。夜には嘉農野球部の練習場だった現在の嘉義市立野球場で大プレミア上映会を行い、嘉農球児たちの熱い戦いに2000人以上が涙した。

    この動画を見た台湾人からは、

    「地元民として本当にうれしい!」
    「プレミアでこの盛り上がりって、スゴすぎる」
    「熱さに泣いた!」

    日本人からも、「台湾大好き! 映画のヒットを日本から応援してます」といったコメントがあった。

    嘉農野球部は1931年、夏の甲子園全国中等学校野球大会で初出場ながら準優勝し、台湾を沸かせた伝説のチーム。映画はその実話を元にしている。一見、台湾版「ROOKIES」っぽくはあるが、そこに台湾に住む中華系、先住民、日本人という民族を超えた熱い気持ち、台湾人に自信を取り戻してほしいという製作者たちの思いが織り込まれ、台湾ならではの作品となった。



    監督は先住民・セデック族の血を引くイケメン俳優の馬志翔。プロデューサーはこれまで、「海角七号 君想う、国境の南」など日本統治時代を描いた2作品を監督として大ヒットさせた魏徳聖が務めた。日本人では永瀬のほかに坂井真紀、大沢たかおも出演。主題歌は日本のRakeや中孝介が現地アーティストと共演した。



    実は台湾では「日本統治時代を美化しないように」と、2015年から高校の歴史教科書の記述を一部、改めることになっていて、『KANO』にも「日本に媚びすぎ」との批判がある。こうした声を拭い去るように、プレミアで馬監督が「台湾の皆さんに観てほしい。そして、もう一度自分を見つけ、自信を持ってほしい」と語っていたのが印象的だった。

    日本では3月7日から大阪で始まる「第9回大阪アジアン映画祭」でオープニング上映される。

    【参照リンク】
    《KANO》六分鐘故事預告 
    【KANO 幕後直擊】人物篇-永瀨正敏 

    ■関連リンク
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