3月7日に行われた「第37回日本アカデミー賞」の授賞式の中で、新人俳優賞を受賞した子役・濱田ここね(9歳)が披露したスピーチが話題になっている。
濱田は、2013年に公開された映画『おしん』の全国オーディションで、およそ2500人の中から主人公・谷村しん役に選ばれた期待の子役。その明るい笑顔とハキハキした喋り口調は、同作の番宣時期に多くのテレビ番組などで見ることができたが、今回のアカデミー賞授賞式では、他の"大人の"俳優陣と並んでスピーチしたことで、濱田のそんな魅力がさらに顕著にあらわれた。
新人賞は8人が受賞し、そのメンバーは、男性陣は綾野剛・菅田将暉・星野源・吉岡竜輝、女性陣は忽那汐里・黒木華・壇蜜、そして濱田。スピーチは、男性から女性の順番で行われ、濱田は最後にマイクを持つことになったが、他の女優が淡々と喋っていたのに対し、濱田は最初に満面の笑顔で「こんばんは、濱田ここねです」と自己紹介。そして、
「本当にこの賞をとれて、もう感謝でいっぱいです。これからもっともっと頑張っていきたいです。それで、皆さんに恩返しをしたいと思います。」
としっかり挨拶し、最後は「これからもよろしくおねげぇするッス」と、『おしん』の役柄に合わせた一言で締めた。このサービス精神あふれるスピーチは会場を大いに沸かせ、テレビ中継に映った福山雅治は周囲の人に、「かわいらしいですねぇ」と思わず漏らしていた。
そしてツイッターではスピーチの後、
「ここねちゃんむっちゃ可愛かった。あの笑顔可愛すぎ」
「ここねちゃんのスピーチが可愛いすぎてもう」
「ここねちゃんかわいすぎて涙でたわ」
「濱田ここねちゃんのかわいさが犯罪級。きゅんきゅん」
といった声が続々投稿され、
「新人女優賞で自己紹介したの、ここねちゃんだけだな」
「新人賞唯一の笑顔はここねちゃん」
「ここねちゃんエラいぞ!やる気なさそうなお姉さんたちより場の空気読めてるぅ!」
「若手女優声小さすぎて何言ってるかわかんねーよwww ここねちゃんだけハッキリきこえたわww みならえwww」
など、他の俳優のスピーチと比べたうえで濱田を絶賛する声も多く見られた。
壇蜜による"完璧すぎる"スピーチも話題になったが、視聴者の心を最も掴んだのは、濱田のスピーチだったといえそうだ。
【参照リンク】
・日本アカデミー賞協会 Twitter
https://twitter.com/japanacademy/status/441817495154868224
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