必死になって働いた一週間。ようやく終わりを迎える金曜日ですが、そんな日に限って会社の飲み会のお誘いが......。「就業時間を終わっても、まだ会社の人と顔を合わせないといけないのか」と、ウンザリしながらも出席している人は多いでしょう。
アソシエオンラインメールの読者を対象にした、「職場での飲み会は好きか?」といったアンケート結果では、「好き」と答えたのは55%、「嫌い」と答えたのは45%。2人に1人が嫌だなぁと考えていることがわかりました。約半数が嫌だと思いながら開催する飲み会ほど無意味なものはありませんが、そうもいかないのが会社というもの。
となれば、如何にしてうまく飲み会を切り抜けるか、テクニックを身につけたいもの。「飲み会参加率は、下から二番目を目指す」、こう語るのは、書籍『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』の著者・千田琢哉氏。
経営コンサルタントとして多くのビジネスマンの悩みを聞いてきた千田氏は、「本当は飲み会が苦手」と告白する人が多いと振り返ります。同僚とつかず離れずの関係を保ちながら、うまくやっていくことはそう簡単なことではないのです。
そんな千田氏がアドバイスするのは、「飲み会参加率は、同僚の中で下から二番目をキープすればいい」というもの。
「どこの組織でも一番付き合いの悪い同僚は、どこか浮いてしまう。浮いてしまったら、仕事上でも大なり小なり影響が出てしまう。いざとなった際にも『変わり者』扱いされて、応援されない可能性が高い。ところが、下から二番目だとそこまで際立たない」
確かに、一番は悪い意味で目立ってしまいますが、二番目に参加率が低い人物の名前となると、人によって判断がバラけます。うまく誤魔化すことができるのです。また、たまに飲み会に参加するだけで感謝されることも。
会社の飲み会が苦手な皆さん、ここは下から二番目作戦で乗り切ってみてはいかがでしょうか。
【書籍データ】
・『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』千田琢哉 三笠書房
■関連リンク
「職場恋愛」が多い理由が判明 「職場の異性には好感を抱きやすい」
出世したい若手社員必読 接待時に評価を上げるための酒の飲み方
どういう時に女性は勝手にお酒を飲んで酔っぱらうのか? 夢のような会話術とは
| Email this | Comments