ウルフルズの新曲が『ミュータント タートルズ』日本版EDテーマに決定！
先日復活を果たしたばかりのウルフルズの新曲「ブヤカシャ―！」が、『ミュータント タートルズ』日本版のエンディングテーマに決定した。
1984年のコミック発売以来、米国をはじめ世界中で旋風を巻き起こしてきた『ミュータント タートルズ』は、忍者の亀たちが活躍するアクション＆コメディ・TVアニメ。2012年9月、新たにCGアニメとして生まれ変わった今シリーズは、米国ほかヨーロッパやアジア各国でも放送され大きな話題となっている。そしていよいよ今回、その日本版が4月4日（金：朝7:30〜）よりテレビ東京系列で放送されるのである。
"ブヤカシャ―！"という言葉は、『ミュータント タートルズ』の作品中で主にミケランジェロが発する決め台詞で、戦いに挑むときや勢いをつけるとき、また単純に喜びを表現するときなどに印象的に使用される言葉だ。この言葉に引っ張られるように生まれたウルフルズらしい今回の楽曲「ブヤカシャ―！」。名前に"亀（トータス）"を冠するという繋がり、そして4匹のタートルズと再始動した4人のウルフルズ......。考えてみれば不思議な縁である。タートルズとウルフルズのコラボレーション、非常に楽しみである。
「ブヤカシャ―！」の作詞・作曲を手がけたトータス松本は、次のようなコメントを寄せている。
⽇本で『ミュータント タートルズ』が初公開された時はもう、僕は「トータス松本」を名乗っていました。 ⻲が好きだからという理由でこんな名前にしたのだけれど、この作品によってはじめて「⻲というなら 今ではトータスよりもタートルの⽅が通りが良い」という事実を突きつけられたのです。 知っていればもちろん、僕は芸名を「タートル松本」にしたと思います。おかげで案の定、「トータスさんのトータスってどういう意味ですか？」という質問を繰り返し繰り返しされる事になります。 さて、そんなおかしな縁の？『ミュータント タートルズ』なわけですが、曲はエンディングにふさわしく 疾⾛感のあるものにしたくて、僕がそう⾔うとスタッフからディック・デイルの名前が出て、そしたらすぐさまイメージが沸きました（映画『パルプフィクション』のテーマ「ミザルー」が有名）。本当はワン・コードのものすごくシンプルなものにしたかったのだけど、歌詞を書くうちにそれも少し変わって。タートルズは4⼈、ウルフルズもこれまた4⼈。⼒を合わせて云々かんぬん...あれれ、なんか書けば書くほど⾃分達の有り様と重なってきてしまう。そんなわけで完成したこの曲は、タートルズに捧げつつ、勝⼿にウルフルズのテーマ曲でもあります。コードはふたつだけ、そして僕の名前は相変わらず「トータス松本」です。
現在、ウルフルズの最新アーティスト写真も公開されている。再始動を発表した際のアーティスト写真は、1995年にリリースした8枚目のシングル「SUN SUN SUN'95」のジャケット写真のオマージュであることが話題となったが、第2弾となる今回のアーティスト写真は、1995年にリリースされた「大阪ストラット」のジャケット写真のオマージュだ。衣装とポーズを完全に再現しているので、ファンは以前のものと見比べてみてほしい。
ちなみにこのアーティスト写真は、3月1日に道頓堀で行ったゲリラライブの翌日早朝に大阪・戎橋で行われたもの。撮影を行なった早朝の時間帯、普段なら戎橋付近のネオン看板は消えているはずのだが、ウルフルズと縁の深い、アサヒビール、江崎グリコの粋な計らいによって、ウルフルズのためだけに撮影中のみネオン看板が点灯。見事な再現写真が完成するに至ったようだ。
【参照リンク】
・ウルフルズ オフシャル・サイト
http://www.ulfuls.com/
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