先日、16年ぶりにフジテレビ系「笑っていいとも!」テレフォンショッキングコーナーに出演した歌手・小沢健二。新書『タモリ論』(新潮社)の著者・樋口毅宏氏によれば、長年音楽番組の司会をやっているタモリが評価している歌詞は、日本のミュージシャンでは小沢健二、通称「オザケン」だけだという。
そんなオザケンの名曲「ぼくらが旅に出る理由」を、シーズン最後のラスト曲に毎回かけているのが、TBSラジオの残業支援系ランキングトークバラエティ『ザ・トップ5』(火~金・17時50分~20時)。3月27日の放送が、3年目を迎えたシーズンの最終回となった。
大トリを務めたのは、木曜日担当のDJの高野政所氏と、杉山真也アナウンサー。この番組唯一の30代男子コンビが最後に取り上げたのが、杉山アナのオリジナルランキング「TBSを退職するまで絶対に忘れないであろう"マジで気持ちいい思い出"マジキモメモリーズ」トップ5となった。
1位/悩んだこともあった...
2位/政所さんへの感謝
3位/「17(セブンティーン)」以外の初体験
4位/「好きなアナウンサー」ランキングなんて
5位/『トップ5』とリスナーのチーム感
同番組の初回の冒頭5分で、政所氏に童貞喪失の年齢を尋ねられて、思わず「17歳」と答えてしまった杉山アナ。"ラジオの洗礼"に衝撃を受けたと振り返る。その後も、自身を含む番組全体の方向性に悩んだ時期もあった。しかし、あるとき強迫観念で面白いことを言わなきゃいけないとガチガチに思い込んでいる自分に気づいたという。
「以前は『好きなアナウンサーランキング1位』を目指すなんて言ったことも。でもそんなことよりも、政所さんや支えてくれる人たち、聴いてくれる人たちがいてはじめて、自分の仕事が成立すると分かったんです。そうしたら自然と、仕事を"こなす"のではなく"楽しむ"ことができるようになりました」と思わず感極まって、男泣きしながら語った杉山アナ。それに対し、政所氏は「それで自分をさらけ出すことができるようになって、"マジキモ"(「マジでキモい」の略)なキャラも露呈しちゃったわけだけど(笑)」とツッコミも忘れなかった。
火曜日から金曜日の「平日の夕方から夜」という難攻不落地帯において、見事聴取率1位を奪取した同番組。「こんなオレたちの与太話(よたばなし)をリスナーの方たちが楽しんでくれているなんて本当にありがたいよね」と政所氏が言うように、局アナと自由業系社会人の飾ることのない"普段着トーク"がこの番組の要だ。
先述の「ぼくらが旅に出る理由」の歌詞には、「ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり 誰もみな手をふってはしばし別れる」とあるが、半年間で一旦コンビは解散、お互いそれぞれ新たな道を歩み始めるのが運命の同番組。その楽しくも切ない魅力がクセになると、ネット上ではすでに半年後の復活を期待する声が多数挙がっている。
【参照リンク】
・「ザ・トップ5」公式サイト
http://www.tbsradio.jp/top954/
・radiko.jp
http://radiko.jp/
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