日本人キャストとしては初めての上演となるミュージカル「イン・ザ・ハイツ」の公開リハーサルが行われた。今年、他にも多くの舞台に出演している実力派俳優の松下優也を筆頭に、Def TechのマイクロとAKB48の梅田彩佳が初舞台とは思えない堂々とした歌や演技を披露した。キーとなる役には大御所の前田美波里やマルシアが支えた。
この作品はニューヨーク北部の移住者が多く住む地区を舞台に、故郷への想いを募らせながら、今を懸命に生きる物語。トニー賞受賞作品として過去に来日上演もあったが、今回は日本語上演のため、人々の複雑な思いがよく理解出来るようになっている。また、ラップやサルサといったラテン系音楽にアーティストのKREVAが日本語の歌詞をつけたところも話題になっている。
キャストでヒロイン役ニーナをつとめる梅田彩佳は、「キャストの皆さんに支えられている、ニーナではなくて素の梅田彩佳として、舞台に立っているときがあるので、役になりきるのがとても難しい。AKBのアイドルとしてやってきたことを活かせるのはキュートな部分。特にAKBの十代のメンバーを観察しながらお稽古してきた。今回の舞台でのニーナの役は、十代の悩み、恋愛や異性への想いなどたくさんつまった役柄。今日のお稽古は72点だけど、100点に近づけられるように自分の強い部分などを出していきたい」と語った。
公演は本日4月4日(金)より4月20日(日)までBunkamuraシアターコクーンにて開催。その後、名古屋、大阪、福岡をまわり、5月11日(日)横浜で千秋楽を迎える。当日券はあり。お問い合わせはキョードー東京(0570-550-799)まで。
【参照リンク】
ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」公式サイト
http://www.intheheights.jp/
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