• このエントリーをはてなブックマークに追加
貧困に対する人々の姿勢を知る実験が話題に 数日で180万再生、1000コメント超え
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

貧困に対する人々の姿勢を知る実験が話題に 数日で180万再生、1000コメント超え

2014-04-11 18:30
    Filed under: 国際, デイタイム

    そこで貧困に取り組む慈善団体"ザ・パイロン・トラスト"では、貧困に対する人々の姿勢を知るため、ある実験を敢行した。


    ロンドンの街角に立つ1人の男性。その胸と背中には「Fuck the Poor(貧乏人なんてクソくらえ)」と過激な文言が。男は「おはようございます。これ、受け取ってください」と声をかけながら、同じく「Fuck the Poor」と書かれたチラシを通行人に手渡していく。

    案の定、チラシを受け取った人々からは「Fuck the Poorなんて、どういうことだよ?」「ひどい言い方じゃないの」「俺なんか2年もホームレスだぜ!」と怒りの声が続出。そして「私たちにはわかっています。あなたが(貧困や貧しい人々を)気にかけているのは」というテロップが。過激なやり方ではあるが、実験によって、多くの人が貧困にある程度の関心を持っているのがわかった。

    それから一転、次の場面では「Help the Poor(貧しい人を救おう)」と書かれたプラカードを下げた男性が登場。小銭に入ったコップをかざし、「貧しい人のためにお願いします」と道行く人々に寄付を呼びかける。だが先ほどとは打って変わって、全くといっていいほど反応がなかったのだ。

    https://www.youtube.com/watch?v=eBuC_0-d-9Y


    「与えるくらい(寄付するくらい)気にかけてください」というメッセージと、団体への寄付の呼びかけで終わるこの映像。「貧困に関心があるのならば、今度は行動に移してみましょうよ」ということのようだ。

    映像は公開から4日あまりで180万近くのPVを記録。1,300を超えるコメントは

    「人って、激怒するのが好きなのよね。だけど自分では何ひとつしない。誰か他の人に社会問題を解決させるのよ」
    「確かにそうね。私も含めて。いいきっかけになったわ。今こそ必要なところに手を差し伸べなければ」
    「路上で『貧しい人々にお願いします』なんてやられても、小銭をあげる気はしない。その金が実際にどこに行くのかわからないからだ」
    「貧しい人々に小銭を与えるのは解決策にならない。問題を先延ばしするだけだ」

    と賛否両論の嵐。関心はあっても経済的な支援は難しい人もいるだろうし、"口は出すけど手は出さない"と批判するのも微妙なところ。「何かしなければ解決にも近づかない」と訴えるこの映像をどう捉えるかは、あなた次第だ。

    【参照リンク】
    ・Fuck The Poor? - YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=eBuC_0-d-9Y 

    ■関連リンク
    クリスマス目前! お気に入りのセレブの慈善団体に寄付しよう!
    伝説的なスケートボーダー、トニー・ホークのチャリティ・プロジェクト
    【インタビュー】ニール・ヤング、ハリケーンサンディのチャリティイベントを語る 








     

    Permalink

     | Email this | Comments

    RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2014/04/11/fuck-the-poor/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。