ミシェル・オバマ米大統領夫人が9月4日、米民主党の全国大会に登場した。
今から4年前、2008年の党大会ではマリア・ピントがデザインしたティール(鴨の羽色、青緑色)ドレスで注目を集めたミシェル夫人。一方、先週は対立候補であるミット・ロムニー氏の妻アンさんが、オスカー・デ・ラ・レンタの赤のドレスを着て現れた。
(ミシェル夫人がこれまで着たことのない)デザイナーを選ぶアン夫人の選択からは、ファッションの根底にある隠された意味が読み取れるという人もいる。「プレタポルテは本当に"巫女"になれるのだろうか(=高級なものでなく既製服を着る人が、人々を繋げる存在になるのだろうか)」というのがそうらしいが、真偽のほどはわからない。ちなみに、歴代のファーストレディーはオートクチュール(オーダーメイドの高級服)の主要な顧客として知られているが、ミシェル夫人はこれにこだわらず、ジェイソン・ウーやプラバル・グルンといった新進気鋭のデザイナーの服を着ては、彼らを有名にしてきた。
どちらにしても、ブルーグレイとピンクのトレイシー・リースのドレスとJ. Crewのものだといわれるピンクのパンプスは、グレーのマニキュアや大ぶりのイヤリングを引き立てている。とはいうものの、夫人にとって最高のアクセサリーは間違いなく、素晴らしく引き締まった両腕だろう。
今回の党大会では観衆の前で、「(夫の)バラクはアメリカン・ドリームが何であるかを知っています。なぜなら彼は、それを体現してきたんだもの」と、夫への支持を訴えたミシェル夫人。少なくとも、夫人の非常に魅力的なドレスは人々を魅了したことだろう。
夫人のスピーチ全文はコチラからどうぞ(英語)。
民主党の全国大会で演説するミシェル・オバマ夫人
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