「ゴールデンウィークの映画は大激戦」と言う人がいますが、迷うことはございません!『上島ジェーン ビヨンド』は鑑賞必達の大感動作だった。あの上島竜兵が巻き起こす、夏の海を大荒れにする愛と狂気のサーフ・ドキュメンタリーについて、波男(サーファー)で主演の上島と、我らがリーダー・肥後克広にインタビュー。GW映画商戦を征す覚悟の男たちの胸熱トークを聞け!
ご存知、本作は伝説のサーフ・ドキュメンタリー『上島ジェーン』(09)の続編で、前作で散ったはずの上島竜兵が、再度サーフィンに挑戦する姿を描く。男女のドラマ、過激なバイオレンス、パワーアップした上島の人間性などなど、すべての要素が前作を"ビヨンド"! 上島自身も「今回は豪華メンバーでね。リーダーや元SDNの野呂(佳代)ちゃんも出ていて、サーフィンのシーンもあって。カッコよく作ってくれました。オレ以外は(笑)。本当に今回は最低な男に仕上がっていますよ(笑)!」と満足気だ。
一方、上島のサポート役を務めた肥後は、「前作の世界観そのままですが、なかなかいい映画に仕上がっていてヤバいなあと(笑)」と思わぬハイクオリティーに戸惑ったそうで、「世界一最低な映画に仕上げなきゃいけないのに、マッコイ(斉藤)監督が力入っていて、なかなかいい映画に仕上がっていて、ちょっと怖いです(笑)」と作風の方向転換に対して苦言(?)を呈する。
実は続編が始動する前、マッコイ監督による具体的な企画の説明はなかったそうで、「去年の春でしたかね。飯を喰っている時に電話が鳴って、『上島ジェーン ビヨンド』って面白くないですかと。オレが『アウトレイジ ビヨンド』(12)のパクリですか? って、聞くと、『パロディー』ですと。前作でオレが死んでいるので、生きていたってことにしようと。それくらいしか本当に聞いてない」(上島)と回想。
また、リーダーの肥後はマッコイ監督にとって、「東スポ大賞(東京スポーツ映画大賞)が本当に名誉なのでしょうね(笑)」と続編製作のモチベーションが賞レースだったことを指摘。「僕にハッキリ言っていましたよ。今回も狙いに行くって(笑)。だから"ビヨンド"をつけた。殿(ビートたけし)も気に入ってくれるはずだってね」と巨匠への尊敬がマッコイ監督の根っこにあることを明かした。
そのマッコイ監督との共同作業は、「現場ではヒドい監督でした。人を傷つけることしか言わなくて(笑)」(肥後)、「見た目の悪口とか雰囲気を悪く言う。Sの部分が出ていて大変でしたよ(笑)」(上島)と散々だったようだが、早くも3人で第3弾構想も出ている模様! 「パリに行くって言っていますよ。マッコイさんは乗り気です(笑)」(肥後)、「そのためにも皆さんに観てもらって、ここで弾みをつけておかないと!」(上島)と胸熱の決意表明! 波男(サーファー)・上島は、どう成長を遂げ、飛躍してゆくか、製作前から楽しみすぎる!
(つづく・・・)
映画『上島ジェーン ビヨンド』は、2014年4月26日(土)、夏を待てずにロードショー!
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