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自民党が2012年に発足させた安倍晋三首相の直属機関「日本経済再生本部」が、プロ野球の球団を増やすことで日本経済の活性化を目指す構想を検討していることが判明。野球ファンたちから賛否の声があがっている。


4月18日の朝日新聞は、自民党が日本野球機構などに働きかけ、球団を増やすことで経済活性化を図るプランがあると報じた。同紙によれば、すでに有志の国会議員による議員連盟の結成も検討されており、18日の会合にはスポーツジャーナリストの二宮清純氏を講師に招聘。二宮氏は、新球団を北信越、静岡、四国、南九州の4地域に作ってセ・パ両リーグを各8球団とし、東西に地区を分けて計4グループの1位がプレーオフで日本一を争うことを提案したという。

1950年にセ・パ両リーグに分かれたプロ野球界は、一時期両リーグとも8球団を抱えた時期もあったが、やがて6球団に落ち着き、その後50年以上12球団制が継続。今世紀に入り、日本ハムの北海道移転、近鉄とオリックスによる再編、楽天が仙台を本拠地として新球団誕生など、大きな変化はいくつもあったが、球団増だけは聖域のように守られてきた。

それゆえこのニュースは野球ファンを中心に大いに話題になっており、ネット上では

「新潟かな」
「新潟、静岡あたりはまぁやれるだろうねぇ」
「南九州は熊本か?
四国は高松?松山?」
「岡山にも作りなさい」

と、具体的な地名があがる一方、

「レベル落ちるだろうなぁw」
「11球団に減りそうになったけど、なんとか12球団維持してる状態なのに増やせるの?」
「1リーグ10球団が一番現実的だよな」
「最近はサッカーに流れて
球児が減ってるのにアホですか?」

と、プランそのものを否定する意見も少なからず登場。自民党は6月までにまとめる党の提言に構想を盛り込む予定だが、賛否はともかく国民の注目度は高くなっている。

【参照リンク】
・「プロ野球球団増やして経済活性化を」自民、議連も検討-朝日新聞デジタル
http://digital.asahi.com/articles/ASG4L4TW7G4LULFA01F.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG4L4TW7G4LULFA01F 

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